※クソ長いです。
二次元ですが割とグロテスクな画像もあるので閲覧注意です。
これ、だいぶ前に買ったことを紹介しまして
サクっと終わらせてレビュー書きたいな!
って思ってたんですが
なげぇぇえあああああ
かったです。
やりたいゲーム溜まってしまった…
なるべく不意打ちネタバレをしないように心がけます。
まず
最初に評価を申し上げましょう。
100:神 90:秀 80:優 70:良 60:可
的な感じでいうと
75くらいは感じましたね!
いや、序盤は
85~90くらいの感触があったんですが…
おお~
ん?
ハァ?
はぁ~・・・
という感じで下がっていきました。
絵が同じ人ってことで
ダンガンロンパ好きな方は気になると思いますが
普通に楽しめると思います!
少なくとも途中までは
【ここから軽度のネタバレ】
ゲームの概要は
メーカーが紹介しているとおりですが
地球の人類が滅びかけて
なんとか踏みとどまっている中で
最後の手段が眠っている拠点を守るために
15人くらいの少年少女たちがそこを100日間防衛する話です。
いわゆるSRPG…
というか、タワーディフェンスなどと呼ばれる
タイプのゲームですね。
ただ、ダンガンロンパやレインコードよろしく
文章を読む部分も大いにあります。
というか、量的には読むゲームと言えます。
なので正確には
アドベンチャー(ビジュアルノベル)+SRPG(基本タワーディフェンス)
という感じでしょうか。
繰り返しになりますがこのゲーム
絵可愛いし
話面白いし
戦闘も面白いし
かなりよかったです。(序盤は)
いろいろと気になる点はありつつも
もうちょい話題になってもいいだろ~
ハッシュタグでも出てこないしさ。
と思うくらいですね。
エガカワイイ
そしてあふれ出る中二感がとてもよい。
グロいのは好き嫌い分かれてしまうと思いますが…
↑主人公と敵の戦闘モード移行モーションです
主人公は刀を心臓に突き刺す、敵は指で頸動脈を切る
ペルソナ3でいう銃で頭撃つみたいな。
そしてダンガンロンパ2であったような感じ…
世界に退廃感があるのもよかったですね。
まぁ、退廃そのものなんですけど、
どうすりゃいいんだよ!って感じの雰囲気がよいです。
最初は色々と話の全貌が分からないままに進むので
あ~この後どうなっちゃうんだろ!
っていう感じがすごくよかったです。
ところで…
ダンガンロンパ3でも使われておりましたが
ドビュッシーの「月の光」がやたら使われます。
それはさておき
100日が終わるとき、ショパンの「別れの歌」が流れます。
そのチョイスは結構好きなんですが
この曲って、後半から狂ったように乱れるんですよね。
そこを使ってないから、
それはクラシックの活用方法としてどーなんだって思いました。
人類ヘイト系ラスボス
【ここから中度のネタバレ】
最初の100日間が終わるとタイムリープして
何回も繰り返すことになります。
述べるゲームでは定番の、あの…
ストーリーツリー?みたいなのを飛んでいくことになります。
言ってみれば真のルート(真相解明編)とか
サブストーリーみたいなのも楽しめる仕様になっております。
そのストーリー自体は、一つ一つ
よく書けていたと思います。
普通に読んでいて面白いと思えるものが多かったです。
オカルトとか猟奇的なものとか推理とか…
かまいたちの夜みがありますね。(特に2と3)
自分が時としてサツ人鬼になるという点は
レイジングループも思い出します。
(レイジングループは人狼の話で
個人的には結構おすすめです。ちょっと怖いかな。)
しかし
まぁ、ちょっと…いや、だいぶ
冗長でしたね。
(バリエーションがあればいいってもんじゃないぞ)
最初は楽しかったけど
繰り返すうちにだるくなってきました。
いや、本当、やり直し自体は結構面白かったんですがね…
序盤でシんじゃう強キャラが
シなないルートになったりするのはアツいですよね。
あと
ノベル要素が強くなるから
ちょっとゲーム内容も変わってくる感じが
新鮮でよかった。
でも本当にだるかった。
エンディングを潰していくには
同じような部分を何度も通ることになるし
スキップ機能はしょぼくて結構ウェイト長くなっちゃうし
真相解明編においては
彼らが実は地球を防衛するために戦っていたのではなく
滅亡の危機に瀕した地球人が他の星を侵略し
その民を殲滅しようと思い
その戦いのために生み出された存在であることが分かります。
(まぁ匂わせはあったので大体察していましたが…)
自分たちの正義感や、守るべき存在のいる記憶でさえも
偽物だったと分かったときに
さてどうするかと
倫理的なジレンマを抱えながら
最後まで戦うというのが真相解明編だったわけです。
(…多分。これから長い時間プレイしたからもう覚えてない)
なんだろな~
例えば
最初はみんなの親交を深めるノベルオンリーのゲームにして
プレイヤーの感情移入度も高めてさ。
中盤から最初の100日間を遊んで
あとは真ルート一個だけ!
各キャラの特別ルートはちょっとだけ用意します
くらいがよかったと思うな~
冗長だとね、
あらゆる点が悪く見えてきちゃうのよ。
【ここから重度のネタバレ】
で。
このゲーム、エンディングがたくさんあるみたいで。
ループし始めたときは分岐があまりに激しかったので
うわぁ50個くらいあんのかなって思ったら
100個。
だっる!!!(でもやるやつ)
でもね真エンド、ありっちゃありなんだけど
みんなシんじゃうし
もうちょっとすっきりするのも見たいよねぇ
なんて思うじゃないですか。
なので最後までやろうと思ったのです。
で、途中で
真エンドとは異なるけど
ロックを解かないと進めないストーリーラインがありまして
その辺に行くといよいよこの世界のすべてが暴かれるという感じになります。
何度繰り返しても何らかの形で犠牲者が出てしまうこの世界で
何度繰り返してもリープしてしまう現象が起きている
その星にはタイムリープできる装置があり
それをいろんな形で利用して
100日目を全員生存状態で迎えればリープ終わんじゃね?
となります。
ストーリーツリーを駆けていくユーザーの行為そのものが
まさに主人公がタイムリープを繰り返している証拠というか
いわばメタ要素みたいなやつですね。
この辺の話は使い古されていそうです。
てなわけで
そこの先は割とハッピーなエンドになっていました。
いやー、不満足!
個人的にはすべてを覆すエンドが見たかった!
というのもこれ、人類が他の星の侵略のために彼らを生み出して
民を殲滅しようとしていたっていう
あまりに残酷な部分はそのままだから。
「俺ら命令無視して地球人のもとに帰るけど大丈夫かなぁ」
「俺たちならきっと大丈夫さ」みたいなエンドなの。
全員生きて帰れました、っていうだけ。
しかも他のタイムラインの犠牲者はそれはそれで現実みたいな設定だしさ。
むなしいよね。
なんつか…
もうこの辺になるとタイムリープしまくって
他のタイムラインの自分と会って協力みたいなイベントも起きまくって
めちゃくちゃなことになってるんで。
もう何でもよくない?ここまでくると。
なんか色々あって実は俺ら普通の人間だったわみたいな
別に侵略でもなくてよく見たらここ地球だったわみたいな
そういうエンドもあってほしかった。
そして何より!
100個に到達しても特に何も起きなかった!
いやいや、それだったらね?
100個目のエンディングのストーリーロック解除条件を
”99個クリア”にしときません?
達成感ゼロだよ!!
そのまま放置した時間もあるだろうけど…
スイッチくん曰く180時間以上やったって…
基本ノベルのゲームで…
○細かい話(ほぼ悪態)
①
フルボイスじゃないから
声がないセリフが多いんですが
毎回相槌というか、ちょっとした声が振られるんですね。
「あぁ」「うん」「えぇっ↑」「おいっ」みたいな。
いらん。
②
選択肢が来るたびに10秒くらい待つ演出がでてくるのが
非常にうっとうしい。
もはやエンディング網羅モードになってる私からすると
もうわかったから!という気持ちになります。
話自体は面白かったから、
猶更もったいない。
③
何回も同じようなシナリオを繰り返すうえで
戦闘シーンがこれまたうっとうしい。
スキップできるけど
ムービー飛ばしとかをしないといけないので
とにかく停滞感がすごい。
④
言い換えると戦闘が段々面白くなくなるともいえる。
最初は簡単で爽快感もあったが、発展がない。
はっきり言って手抜き。
色々工夫すればバリエーションを増やせたと思うが…
⑤
グラがしょぼいけど絵の可愛さでカバーできていた。
しかし、移動モードはそもそもいらなかったと思う…
ストーリーによってはゾンビから逃げたり
サツ人鬼から逃げたり追っかけたりっていう
アクション要素があったんですが
いらん。
激しくつまらん。
さんざん言ってしまいましたが
またまた繰り返しになりますが
序盤(最初の100日間)は緊迫感あり
戦闘の新鮮さもあり
かなり面白いゲームだな~と感じました。
絵も可愛いしね。
キャラは…濃すぎる気がするけど。
以上です!
では、また(´・ω・`)ノシ




















