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haru no hi

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帰り道、会社から駅までに商店街を通って帰る。
 
商店街のお店は、どこものんびりと、やわらかい時間を持っている。
 
商店街があるためか、大きなお店や有名なカフェやチェーン店がない。
 
商店街については、また述べるとして
 
よみは、商店街を通り駅に向かっていた。
 
商店街と駅の境にある、大きな看板が掲げてあるお店から3人の男女が出てきた。
 
お店の人はしきりに謝っている。
 
3人は気にしないで、というように手を振っていた。
 
その時、お店からまた新たに店員が急ぎ足で出てきた。
 
お客様のイヤホンではないでしょうか?
 
気がついた外国人の男の人が大きな声で言った。
 
イヤフォーン(イントネーション上に上がる。)
 
友達が答えて言った。
 
あ、俺だ。
 
アリガトウ!!外国人の男の人が店員に元気にお礼を言ってお店を離れ駅の方に向かって歩き出した。
 
 
 
イヤフォーン イヤフォーン イヤフォーン
 
口の中で繰り返してみる。
 
イントネーション上げるんだ。
 
 
昔流行ったCMが頭の中に浮かんできた。
 
カレシ
 
という娘に対して、父親が、カレシってなんだ、
 
彼氏と言いなさい、か れ し。
 
と注意をするなんのCMだが忘れたが時代を反映していたCMだったと思う。
 
 
そんなことを思い出しながら
 
イヤフォーン アイフォーン テレフォーンと思いつくフォーンを言ってみる。
 
日本人のイントネーションは外国の人から聞いたら、おかしいんだろうな。
 
どんな風に聞こえんだろ。
 
昔はビルのことも、ビルヂングと言っていたみたいだから
 
ビルディングになった今、少しは英語に寄り添う姿勢が出来てきているのだろうか。
 
仕事のことはすっかり忘れて、イヤフォーンの発音に心が移っていた。