く・・・くさい | 生けるとこまで

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負けないもん!

ピグライフの畑の作物は、メンテナンスのお陰で、

どんどん元気がなくなっていくけれど、

義父の畑の大根くんは、元気に日々成長中!!


11月の終わりから12月頭にかけて、漬物の仕込みをするんだ!

作るのはね、大根の酢漬けと麹漬と糠漬け。

今年は、白菜の朝鮮漬けも作ってみたいなあ。

最終目標はキムチなんだけど、なかなか腰が引けて出来まへん。


で、ぼちぼち準備に取り掛かる前に、どうしてもやっておかないといけないこと。

それは、去年のたくあんが古漬けになってるやつの始末。

捨てるんじゃないよ、ちゃんと食べられるの。

でも、桶の周りには臭いに引き寄せられた小バエがブンブン、飛んでるんですけどー。

うーん、蓋を開けるのが怖い。いや臭い、いやいや怖い、どっちだ?

でもおそるおそる、桶の蓋を開けると、糠の中はノープロブレム。

まだ、13本も残ってた!わーい。

んじゃいっちょ、明日久しぶりに母に会うので、気前良く半分使って

「たくあんの煮たの」を作って持って行ってあげようっと。


「たくあんの煮たの」って前にもブログに書いたけど、京都では「たくあんの炊いたん」とも言って、長期間糠に漬かってしょっぱくなったたくあんを、塩出しして、醤油とみりんと少量の油で煮るんだよ。

これが、ひなびた味がしておいしいんだ。

好みによって、鷹の爪を入れたり煮干を入れたりもするんだって。

昔、塩が貴重品だった頃は、この煮出したお湯でまた別の煮物を作ったりしたらしい。


ただ、作り方は単純なんだけど、作っているときの臭いが半端なく、臭い。

熟成された糠に熱が加わると、ものすごい臭いになるんだよね。

うちの夫はこの臭いが大嫌い、でも無視!だって、食べたいんだもの、ごめんよ。

近所のおば様方も、最近はあまり作らないらしくて、お裾分けすると結構喜ばれるんだ。


これのためにわざわざ糠漬けを作って、冬の間は食べずに取っておくんだよ。

冬の間は、酢漬けと麹漬を食べて我慢するの。

そのくらい美味しいんだ。

ピグ友さんがみんなご近所さんだったら、お裾分け(押し付け?)にまわるのになあ、残念。


今3回目の湯でこぼし中、臭いが薄れてきたのかなとも思ったけど、たぶん鼻が慣れちゃっただけだろうな。

ま、いいや、とにかく美味しく出来ますようにー。 なむなむ。