浜松の会計事務所 税理士法人SS総合会計のブログ -2ページ目

浜松の会計事務所 税理士法人SS総合会計のブログ

中小企業様をサポートする、静岡県浜松市の会計事務所です。

給与計算、社会保険、労働保険、助成金申請等、人事労務のプロ集団としてどのようなご相談にも親切丁寧に対応いたします。

◆お問合わせ先:0120-746-743

前回の続きです。
 
 
また、ビジョンは、今のような映像といった定性ビジョンという側面があるのと同時に、定量ビジョン、つまり数値目標といった側面が大事になります。いつまでに、いくらの売上だったり、経常利益を残すと決めることが大切なのです。いわゆる経営目標という側面があるのです。面白いですね。先ほど何の制約もなかったらどうしたいのか?と聞いてビッグビジョンを描きましょうといいましたよね。今度は逆にいつまでに、いくらの数字を上げるのかといった制約を設けてやらざるを得ない環境に身を置くべきだと言っているんです。夢は、どんなに大きなものを描いたとしても、制約をかけないと夢は実現しないのです。「制約なき夢を描き、自ら制約をかけて夢を叶える」やはり、経営はどこまでいっても矛盾の統合なのです。
 
 

 また、経営目標には、長期経営課題を明確にするという大切な役割があります。目標を明確にすると、いままで認識できていなかった経営課題が浮き彫りになるのです。そして、目標は高ければ高いほど、やらなければならない課題は大きく違ってきます。例えば、野球で考えてきましょう。もしも、高校1年生が3年になったときの目標を県大会1回戦突破と置くのと甲子園優勝と置くのではどうでしょうか?そのときの見える課題と明日からやらなければならない練習は全く違うものになるでしょう。これは経営も同じです。経営目標を立てる意味は、それを立てなかったら見えてこなかったであろう課題を浮き彫りにすることなのです。そうでないと、日々行き当たりばったりの経営をするだけになってしまうのです。ただ明日の納期のためだけに仕事をするのと、5年後のビジョンを達成するための緊急ではないが重要な課題を浮き彫りにして、時間を作ってそれをつぶしていくのと、どうでしょうか?5年後の未来は確実に変わってくるのです。この緊急ではないが重要な課題に向き合う時間を捻出していくことが経営者の仕事なのです。そういうと、必ずこんなことをいう経営者がいます。「そんな先生5年後の未来なんてどうなるかなんてわからないじゃないですか?だから描いても意味がないと思います」と。僕から言わせれば、分からないから描くのです。もし、未来がこうなるとわかっていれば描く必要はないのです。自動的にそうなるのですから。なにもしなくても実現してしまうのです。そうではなく、分からないから、必至に描き、絶対にこの目標を達成するのだと自分で未来を決めるのです。決めることに意味があるのです。そして、気づかなかった課題を浮き彫りにして、全社を挙げてみんなで立ち向かうのです。その先にみえる大きな夢のために・・・。
 

 また別の角度からビジョンをお話ししますね。
私は、ビジョンには3つの側面があると思っています。
 
1つは、私利私欲です。お金を貯めたい、いつか金持ちになりたい。これも立派なビジョンです。私は否定しません。こういう欲もなければ、経営者は激動期で会社を引っ張っていけません。
 
そして2つ目は、野望です。業界で絶対に一番になる。3年で売上100億の企業になってみんなをあっと言わせたい。5年後見てろ!ライバルには絶対負けてたまるか!これもビジョンですよね。大事なことです。これもないとパワーが生まれませんからね。ビジョンはきれいごとだけでは火がともらないのです。しかしです!これだけだと、みんながついていきたいと思うのでしょうか?実は思えないのです。
 
みんなが絶対についていきたいと思ってもらうためには、「ああ、この●社という船に乗ってその夢かなえたい!」と思ってもらえるビジョンが欲しいのです。それは何か?実はそれが大志なのです!これがないと、いくらビジョンを叶えても、みんなが幸せになれないのです。
 
 
働いている社員、そして商品サービスを受け取るお客様みんな幸せになりたいのです。ではみんなが幸せになるための大志はどのように描けばよいのでしょうか?答えは、「理念を軸に描く」ことなのです。そうです。大志のあるビジョンを描くためには、理念がいるのです。自分が大切にしたい思い、価値観を明確にすることが、みんなを幸せに導いていくのです。これからの時代は、混沌とした時代です。昔のようにがんばりさえすれば、右肩にあがっていく時代ではないのです。みんなが課題を乗り越えるために目的・理由がいるのです。それが大志のあるビジョンなのです。その目的の為にみんながんばり、自己実現し、みんな生き生きと働き、幸せになっていくのです。そうでなければ、がんばることがただの苦役になってしまいます。みんなを巻き込みチームで経営していくためにも、是非経営者の皆様には、大きなビジョンを描いてもらいたいと切に願っております。