この一ヶ月不調が続いていた老愛犬が、ここ一週間でガタッと持ち崩し、今朝未明に亡くなりました。


もちろん悲しいのですが、感情の内訳を考えてみると、
出会えて良かった、一緒に暮らせて良かった
という感謝と、
もっとこうしてやればよかった、
という申し訳ない気持ちが8割方というところ。

ペットの葬儀屋さんに、何か好きだったおやつなど入れてあげてください、と言われ、ハタと考えてみると、おやつなんて歯磨きガムくらいしか食べたことがない!
彼はひたすら黙々と、「ユーカヌバラム&ライス」(7歳からはユーカヌバシニア)を食べ続ける日々だったのです。

先代の犬が、余りに雑食で、食卓からトマトを盗み食いしたりと悪事が絶えなかったため、反動で極端にストイックな食生活を強いてしまいましたが、おやつくらい上げればよかった…

仕方なく、いつものユーカヌバを年の数だけ入れましたが、何?このショボさ!?

ま、3年たてば笑い話ですな。


残り2割の喪失感の中で思うのは、同じ時間、同じ場所に生きているということが、どれだけ稀有で尊いかということ。

今を共に生きている相手と、ちゃんと愛しあってるかい?

そんなメッセージが、天国の清志郎からビビっと届きましたよ。


まあ、あれです。百点満点とは言い難いが、私達は心から愛し合っていたし、一緒に過ごした11年間は、最高のラブ・ライフだったと胸を張って言えます。

だからこそ、我が家は間もなく次代の犬を迎えるでしょう。
それが、一足先に旅立っていった愛する犬たちへの、最高で最大のYESだと思うのです。

ありがとう、コナン。
愛してるよ!
ふと気づけば、ここ数ヶ月ボカ曲しか聴いてない自分にややガックリするこの頃。

こんなボカ廃に誰がした!?

でも、ボカにハマり始めてから、今まで以上に商業音楽を商品として成立させるために掛かってるバイアスが、気になって仕方ないのですよね。


どんなにヤンチャなバンドやフリーダムな大御所であっても、
いや。であればこそ、
予算売上額をクリアするために、ユーザーや市場との擦り合わせを意識せずにはいられないはず。


で、ヒットチャートには、不景気を反映してか、手堅い万人受けする楽曲が並んでる。


それはそれでもちろん悪くは無いのですが、やはり規格内に収まり、ソフトランディングしちゃってるものが、グサッと心に刺さるかというと…うーんって感じです。


ひきかえ、ボカ曲の世界は本当にカオスの海ではありますが、その中にキラッと光るものをみつけ、作者の表現したいことが自分の感性にぴったりハマった時の快感といったら!


そこには、予算も企画会議もプロデューサーも、一次製作者の意思を曲げるものは介在しないと思えば尚更です。


というわけで、私がボカ廃になるきっかけのひとつである、初音ミク「RGB」の歌い出しのフレーズ。


「ああ、愛なんて要らないし、知らないままでよかったんだ。
でも、見つけてしまった君のこと。モニターの向こう」


二次元愛かよ!と突っ込みつつ、淡々としながら丁寧なメロディラインと、二次元のミクに恋してしまった心を自嘲しながら、それでも好きなんだ、と綴る歌詞が切ないです。

さらに言えば、二次元に恋するという感覚は、けして万人に共感されるものではないけれど、

叶わないけれど諦められない気持ち

自分一人のものにはならない、手の届かない相手

恋なんてしたくなかったのに、落ちてしまったらもうどうにもならない

そんな普遍性を秘めているから、何度聴いても味わいがあります。


本当に名曲。しかしいまいちマイナーなのは何故?
音符も読めず、別に上手くも何ともないのに、歌うことが大好きなカチローです。


あれは小学2年生のとき。
家で大声で歌っていたら、父親に「やめろ、音痴」と怒られたのです。

今思えば、父は二日酔いか何かでコンディションが悪かったのかもしれません。
しかし、子供のカチローにとっては大ショックでした。
「ああ、自分は音痴なのだ」と思い込んでしまい、決して人前で歌わず、音楽の授業も大キライな子供になってしまったのです。


そして大学生になった頃、世の中ではカラオケボックスというものが流行り初めました(年がわかるなあ…)。

友人たちに誘われてカラオケに行き、恐る恐る歌ってみると、どうも自分は周りの人より激しく音痴ということもないようです。

むしろ、歌えば歌うほどなんだか楽しくなってきて、そのうち「ボックスに住みたい」などとアホなことを言い出すまでになりました。

このとき、渋る私をカラオケに誘ってくれた友人たち、中でも、
「全然音痴じゃないよ。それどころか、きれいな声でステキだよ」
と励ましてくれたYちゃんには、今でも本当に感謝しています。

そんなこんなで、今ではハモりパートナー(主にボカ曲)のAさんと練習に励むこの頃。

一人で歌うのも楽しいけれど、二人のハーモニーという共同作業には、すごい充実感と達成感があります。

と、前置きが長くなりましたが。

「少しくらい音を外してもいい!
私も歌いたい!」

鏡音リンの「Candy Rain」です。

minatoさんの曲はどれもキャッチーで調教も素晴らしく大好きです。

こちらは、「magnet」などメガヒットに比べれば、可愛らしい小品という感じではありますが、素直なメロディラインといい、ワクワクする気分を詰め込んだ詞と曲のマッチングといい、じつに完成度高いアイドルポップスですよね。