
『ありがとう肝硬変、よろしく糖尿病』(高橋三千綱著・幻冬社)
いかにも「売らんかな」の出版社の付けたタイトルに読んでみたが、「酒」を飲まずにいられない体質になった著者の心理がよく書き込まれている。この著者が芥川賞を得る前に東京スポーツに勤めていた頃、ちょっとだけ面識があった。この著者の好きな酒は「三千盛」のぬる燗とあるが、この辛めの酒はいっとき日本文芸家協会の理事が持ち込んで流行ったことがあった。
著者はγ‐GTPなどの数字をいちいち挙げて病状のひどいことを並べている。それなら酒をやめればいいのだが、やめられない心情を細やかに綴っているのだ。酒を飲むのが仕事にもなっている私の場合はどうなのか、とよく訊かれる。私の場合は定期的に血液検査をして、検査に応じた投薬を受けている。

いかにも「売らんかな」の出版社の付けたタイトルに読んでみたが、「酒」を飲まずにいられない体質になった著者の心理がよく書き込まれている。この著者が芥川賞を得る前に東京スポーツに勤めていた頃、ちょっとだけ面識があった。この著者の好きな酒は「三千盛」のぬる燗とあるが、この辛めの酒はいっとき日本文芸家協会の理事が持ち込んで流行ったことがあった。
著者はγ‐GTPなどの数字をいちいち挙げて病状のひどいことを並べている。それなら酒をやめればいいのだが、やめられない心情を細やかに綴っているのだ。酒を飲むのが仕事にもなっている私の場合はどうなのか、とよく訊かれる。私の場合は定期的に血液検査をして、検査に応じた投薬を受けている。

