ビール党ならここも訪ねる価値がある | 山本祥一朗の酒情報

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何年か前に「ビール党ならドイツのオクトーバーフェストを見て死ね!」というのを書いた。

それもいいが、ビール党にとってはプラハの「ウ・カリハ」も見る価値があるだろう。
ここは僧侶の手によって15世紀末にオープンしたところで、かつての礼拝堂がそのままビアホールになっている。なにしろその隣りが醸造所だからフレッシュなのがそのまま飲める。

私が訪ねた時に支配人は、目一杯のお客なら1,400人が収容できるという。原麦汁は13%でアルコールは3.5%だった。

ビールばかりでなく、白、赤のワインがあれば、シャンペンもある。冷たい前菜に、温かい前菜、鶏肉、牛肉のクリーム煮、燻製の豚肉など料理の内容も豊富だった。
(写真の左上はウ・カリハの玄関表示。隣りが注ぎ場と右が天井に描かれたホップなどの模様。下は世界の缶ビール、その下はホップをつむ作業の絵。左はそのビールツアーに同行した蔵元で、前列中央が筆者)