地域別に並んだスコッチ専売店 | 山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

ロンドンの中心街から車で西へ40分ばかり行ったところが、ベイズウォーターといい、道ゆく両脇にエルムの樹木が長々と続いて町に安らぎを与え、ここに1989年からスコッチ専売店がある。

ここの白亜のビル三階にあるのが「THE WHISKY SHOP」で、そこにはシーバスリーガル(16.8ポンド。以下私が行った時の値段)、ジョニ・赤(10.95ポンド)、ジョニ・黒(14.47ポンド)、マッカラン(9.20ポンド)、バランタイン22(14.77ポンド)……とほとんどの銘柄が網羅されていた。それとプライベートのネゴシアンブランドと思われるのまで並んでいた。

この店はエジンバラに本店があるそうで、スコッチ通なら大方が立ち寄るようだ。

レジのそばにほんの5㎝ほどのミニボトルが3本セットで、世界最小のスコッチとしてギネスブックにも載っているというので買ってみて開封したら、キャップがゴム製のせいもあって風味にゴム臭が付いていた。ギネスものにしては、つまらぬ手抜きをしたものだ。