名誉唎酒師酒匠などの任命式 | 山本祥一朗の酒情報

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2月14日の「第12回名誉唎酒師酒匠任命式典」と「第1回名誉唎酒師任命式典」が行われたホテルメトロポリタンエドモンドに出席したが、既に会員諸氏は、別の会報などでよくご承知だと思うので、今回は少し見方を変えたレポートとしよう。

当日の直会で出席された「神饌御献立」が別記である。これに先立つ乾杯には御供えして、儀式を済ませた後の御神酒が使われた。

そして、次々に出てきた前菜、吸い物、造り、蒸し物・・・だが、いずれもさすがに当会にふさわしい、極上の味覚であった。

乾杯に際しては、本会相談役の浅見敏彦氏が行ったが、その際に日本酒が世界文化遺産に認定されたことや、これを機に、さらに世界へと飛躍することを期待するとの話は見事だった。余興では、永峯恵さんの民謡「会津磐梯山」などが披露された。なお、当日は青森県東通村商工会議所より「祈水」の寄贈があり、吟醸や特別純米の旨味も披露された。翌日には、一般に全国の旨酒が披露されたが、積雪が残る中、熱心な参会者があって同じ会場が賑わった。

例年4月に開かれる「全国の銘酒を味わう会」は、4月13日(日)に予定されている。
今からスケジュールを立てておかれるといい。