日本酒フェア今年の様子 | 山本祥一朗の酒情報

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6月14日の池袋での日本酒フェアは前売券が1,000枚以上出たというので期待していた。 その日は朝から雨がぽつりぽつり。降ったり止んだりが続いていたので、人出はどんなものかとスタッフは心配顔のようだった。 私が着いた10時開始の20分前には200人ほどが行列が作っていたが、これは例年並み。 例によって開場になると北の岩手、福島、宮城などのブロックと北海道、秋田、山形、青森などのブロックにどっと人が行列を作る。これも例年のこと。 そこで人があまりいない手前の四国へ行くと、松崎晴雄さんに挨拶された。やはり人ごみを避けてのことである。愛媛の入賞酒のところにいたら、「梅錦の杜氏です」と挨拶された。私のエンジの酒ネクタイを見て、「私もそれと同じのを持っています」という。この蔵元は山丹正宗や石鎚正宗などと並んでの金賞だけに杜氏さんも最初に来たのだろう。 ここは四国と九州のブロックだけに、そばの金陵などの金賞も試してみる。この蔵元は金賞酒(ラベル)に添えて挨拶状も来ていた。 以前は金賞酒にはそれぞれマークが付けてあったが、今は付けられていない。入賞酒ばかりか、中には入賞していない酒も時折顔を出しているが、そんな中にも内容のしっかりしているのがあるから面白い。 隣の近畿をめぐり、入賞、金賞をじっくり試してから甲信越へと進む。少しずつ来場者が増えてきて、東北のブロックはさらに行列が多くなった。そこで関東へまわり、北陸、東海、さらに中国へとまわる。最後に東北だが、詳細を書くには長すぎるので、いずれ拙著にでも書く。 開場の際にテープカットを終えたばかりの篠原成行会長から、「いろんなところで催される日本酒の試飲会などには大勢の人が集まるのに、どうして日本酒がもっと出ないんでしょうかね」と訊かれたので、「普段に飲んでいる酒と違って上等な酒ばかり集まるから、それが魅力なんでしょう」といった。業者を対象とした問屋さんの試飲会では、酒販店が値段の安いわりに旨い酒を探しているが、一般の消費者は普段に飲めない酒を飲もうとする。「もっと普段の酒をアピールすることを考えるといいのではないですか」といっておいた。 そばでテープカットをなさっていた開運の土井社長は、私の白地に紺の酒の字のネクタイをしておいでである。 各県が出展のフェアもひと通りめぐる。青年協議会、珍味商工協議会、ライスパワー、長期熟成酒など多くの関連団体の出品もあったりして、しきりに試飲やチラシを配るなどしていたが、これらが果たしてどれほどの効果となるものか。いずれ追って詳細を報告したい。 カットは最初の時の各県の出品の様子であり、これと比較すると今との違いもよく理解できよう。最終の入場者数は5,500人だった。 全国の出店の初回の一覧(これと今回のを比較すると変化の様子がよくわかる)。今回の入場券と送られてきた金陵・琴平蔵のラベル。

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 オフィシャルブログ
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