季節限定 「秋あがり」 | 山本祥一朗の酒情報

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みなさま こんにちはニコちゃん

ごとうですキャハハ

この時期店頭に並ぶ季節限定「秋あがり」

「限定」というフレーズにめっぽう弱い性分なので、いてもたってもいられないにこ

「秋・・・あがり?」という方の為に、ここでさっぱり説明させていただきます。

「秋あがり」は、別名「ひやおろし」ともいわれます。


そもそも日本酒が出来上がるのは春先。

出来立ての日本酒は、新鮮フレッシュ、ちょっと荒々しいのが特徴。

「秋あがり」にするには、新酒に一度火入れ(加熱処理)をして、タンクでそのまま半年ほどゆっくり熟成させます。秋になったらビン詰めして、火入れをせず出荷。

半年(季節は秋になるので)熟成させて酒質があがる(向上)したという意味で「秋あがり」

2回目の火入れをしないので、冷や(生)で卸す(出荷する)で「ひやおろし」

秋あがりは、新酒の荒々しさが取れ、まろやかで、なめらかな口当たりと深い味わいになるのが特徴。

これって何だか人間に似てるにこ

出来立ての新酒は思春期を、秋あがりはそんな思春期を経た大人を思わせます。

秋の味覚は、素材の味がしっかりとしているものが多いさんままつたけ 

日本の季節の移ろいを感じつつ、秋の味覚が並ぶ食卓に季節限定の「秋あがり」を。

日本っていいなぁと心の底から感じるはずです。

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 オフィシャルブログ



ブログ当初よりお伝えしております苗。
すっかり黄金色に色づいております。
 

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気づけば、空も高くなってきました。
間もなく「地酒祭り秋の陣」まつり 地酒大show web投票  始まっております。

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