肴から〆まで牡蛎飯 | 山本祥一朗の酒情報

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シーズン終盤にもなると牡蛎のサイズもかなり大振りになる。

秋口から春先まで楽しませてくれた牡蛎もそろそろ食べ納めの時期。

毎年、まずは生牡蛎で楽しみ、次に殻付きで焼き牡蛎。

それらも飽きてくると、土手鍋、牡蛎フライなどのこってり系へと

料理は変化していく。

そして、最後は大振りの牡蛎をたっぷり使った「牡蛎飯」と決めて

いる。

この牡蛎飯のポイントは「牡蛎をたっぷり」に尽きる。

理由は後述するので、まずは作り方から。

<材料>4人前

・牡蛎(加熱用が良い):たっぷり(300gぐらいかな)
・米:3合
・土生姜:適量
・醤油:適量
・酒:適量
・みりん:適量

<作り方>

①米は炊く30分前までに研ぎ、水を切っておく。
②鍋にお好みの味(濃いめ、甘めがお薦め)の煮汁を醤油、酒、みりんで
 作り、牡蛎を5割程度を目安に煮る。
③土鍋に米、水、煮汁(必要な水の量の1/3ぐらいかな)、土生姜をスライス
 したものを適量入れ炊く。

[土鍋での炊き方]
(1)中火にかけ沸騰させる。
(2)沸騰したら弱火にし約10分。
(3)強火にして1分。この時に「チリチリ」とおこげが出来る音を確認。
(4)火を止め、土鍋に濡れふきんをかけ15分蒸らす。

④煮ておいた牡蛎は(4)の前に土鍋に入れる(ご飯の表面に散らす)。


まずは、ご飯のうえにある牡蛎で一盃。

甘じょっぱく濃厚な牡蛎の味わいに日本酒が進む。

この際に牡蛎が旨すぎるので・・・牡蛎は多めに。


散々、飲んだら、ご飯を食べる。

2杯目はご飯にワサビを落し、お湯をかけ、出し茶漬けに。


あはは・・・。