私達は融合の意味を履き違えていたのだ。

ほら、今なら良く見えるでしょ?
私が今まで言ってきたことが。

そんな履き違えた融合の結果を、今私達は見せられているだけだ。

白だけになることを融合とするから、黒を白にしたくなり、黒を正義で切りつけたくなる。
白になりきれない自分を無理矢理白く塗り潰し、本当は息苦しくてたまらないから、目の前にいる楽しそうな黒に、お前も同じ思いをしろよと、白いペンキをぶちまける。
白い奴しか仲間じゃないと、黒をはぶき、白が正義で黒は悪だと虐める。

みんなが白であることが、本当に融合なのだとしたら、私達に名前はいらない。

白も黒もそのままで、そのままありのまま存在して良い。お互いが心地よいようにただ存在すること、それが真の融合なのだよ。

それぞれがそれぞれのまま、誰に染まることも誰を染めることもなく、それぞれのままで。

生きとし生ける全ての命が、それぞれのカラーで、胸を張り、誰を攻撃する必要もされる必要もなく、生きられます様に…