映画『セッション』

イメージ 1

解説:サンダンス映画祭でのグランプリと観客賞受賞を筆頭に、さまざまな映画賞で旋風を巻き起こした音楽ドラマ。ジャズドラムを学ぼうと名門音楽学校に入った青年と、彼にすさまじいスパルタ的指導を行う教師の姿を追い掛けていく。メガホンを取るのは、『グランドピアノ 狙われた黒鍵』などの脚本を手掛けてきた俊英デイミアン・チャゼル。主演は『ダイバージェント』などのマイルズ・テラーと『JUNO/ジュノ』などのJ・K・シモンズ。熱いドラマはもちろん、マイルズが繰り出すパワフルなドラミングにも圧倒される。
あらすじ:名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン(マイルズ・テラー)。そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャー(J・K・シモンズ)だった。ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さない彼におののきながらも、その指導に必死に食らい付いていくニーマン。だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。
各界の著名人から絶賛の嵐!と話題のこの映画!バンドマン人気もすごいみたいですし!

というわけで見に行って参りました!公開館数少なくて新宿TOHOシネマズで!



いやーすごかった。

何がすごいって、もう全てですよ!笑

アカデミー賞助演男優賞を受賞したJ.Kシモンズの鬼教官っぷりは言わずもがなですよね…
今時あんなパワハラ教師いないだろとか思いつつ…今の日本ではまず教育委員会ものになりそうなレベルw

いや、ほんと練習シーンから凄み半端なかったもん…絶対指導受けたくねぇ…w

そして、その鬼のような教官に立ち向かう主演のマイルズ・テラーもすごい!
まさに"血の滲む努力"を体現していたというかなんというか。劇中で流れていた血、ほんとに練習し過ぎてて出たものらしく、狂気っぷりが伺えますほんと…

監督のデイミアン・チャゼル、撮影当時弱冠28歳だったということで、若き才能とはこのことかと。

あと、撮影日数19日という限られた期間の中で、演者が良い意味で追い詰められていく様子がリアルでしたね。

やはり、この映画の見所はラスト9分19分に限る訳なんですが、今振り返っても、息の詰まるほどの緊張感が漂っていたなぁ(映画館全体もそうだったと思う)

いや、ほんと手に汗握りました…まるで本当にライブを見ているような臨場感。圧巻。

これは絶対映画館で観るべき!オススメです!!