今日も昼休みに散歩に出た。
黄色く色づいたイチョウの葉が秋の陽に映えている。
今朝の「エール」では、村野鉄男作詞、古山裕一作曲の福島市立信夫小学校の校歌が披露された。
我が小学校時代を思い出しながら観た。
ドラマの中の信夫小学校も校歌も架空のものだが、我が母校、福島私立清水小学校の校歌を思わせるものだった。
番組で歌われた歌詞は、こうだ。
吾妻の峰を 仰ぎ見し
我らの郷に 栄えあれ
福島市の西に聳えるのは吾妻連峰。この山々に囲まれて育った。
清水小学校の校歌では3番に出てくる。
浮雲白く 陽に映える陽に映える
西にそびえる 吾妻山
学校名の「信夫」も、清水小学校の一番の歌詞に出てくる。
そよ風わたる 空青く空青く
みどり明るい 信夫山
信夫山は、福島市のシンボルだ。
今年は中止になってしまったが、例年、信夫山はわらじ祭りで賑わう。
懐かしさで一杯になり、番組終了後、Google Earthで懐かしい通学路を辿ってみた。
半世紀たっても、松川沿いの通学路の小径はそのままの面影を残していた。
(改めて、こういうことができる時代に驚く)
いじめっ子が待ち構えていた三叉路もそのまま。
大雪の日に、おしっこを我慢しきれずにアノラックの中にお漏らししてしまい、泣きながら帰った通学路だ・・・。若かりし母が笑いながら始末してくれたことを思い出して、朝から涙が止まらなくなってしまった。
今年は墓参りに行けなかったが、せめて、オンラインで手を合わせよう。