〇基本となる治療
・プレドニン(ステロイド)の投与。
これにより血管炎の進行と炎症を抑えること。これが基本。
・抗がん剤等による化学療法
①免疫の暴走を抑える治療(免疫グロブリン)
②傷ついた神経や血管の回復を図る治療(エンドキサン)
③EGPAに効果ある新薬(2018/5認可) (ヌーカラ)、
これらは副作用が強く、月に一回。
・治療の状況をモニタするためにこまめな採血が欠かせない。
・いずれも副作用の強い治療のため、副作用防止の投薬や、骨粗しょう症予防の検査(歯科検査も)を併せて行っている。
・免疫を抑制しているためサイトメガロウィルス感染症に罹っている可能性があり、デノシンの点滴を行っている。(3週間、朝晩。~6/9まで)
〇リハビリ
・主症状の治療に加えて重要なのが、生活に復帰するためのリハビリ訓練
・リハビリ室が6別棟6階にあり、平日は毎日14階の病室から車椅子で送り迎えで移動。ちょっとした距離がある。
・脚(歩行)30分、手30分。この実施状況は逐次ご報告している通り。
〇検査・投薬あれこれ
・採血、血糖値測定:採血はこの病気の診断では特に重要な検査。欠かせない。しかし、何度やっても慣れることはない。針を刺されるのは苦手。痛いし。でも看護師さんは皆上手で丁寧にやって下さるので感謝です。
・飲み薬:様々な副作用防止の薬を飲む。ビタミン剤、便通をよくする薬も。
「アレンドロン」という薬を週に一回。アランドロンではない。
ステロイドの副作用として骨粗鬆症になりやすくその予防のための薬。起床したらすぐに飲むが、飲んだら上体を30分起こしている必要がある。寝っ転がると食道を傷めるらしい。上体に力が入らない頃は体を起こしていられずきつかったが、今は平気。
・体重計測:週一回。今朝もご報告した通り。
入院前比で17kgも激減したが、順調に回復中です。