最近は在宅勤務なので、近所の多摩川の土手をジョギングする機会が増えたのですが、

 

今日も夕暮れに走っていると、対岸の川崎駅のビル群が見えました。

 

どのビルの頂上付近にも、全く同じ赤色の明かり(航空障害灯というそうです)が灯っているのですが、、、

 

走りながらボーっと眺めていたら、「これも大勢の人がいろいろ相談してルールを決めたんだろうなー」

 

どの赤色にしようとか、ビルのどの部分に設置することにしようとか、何メートル以上の場合はこうすることにしようとか、、、

 

 

 

ビルはいろんな形で、それぞれ所有者は違うのでしょうけど、あまりにも赤色が同じ赤なので、ついそんなことを想像したのです。この赤の裏側にはたくさんの先人が、いろいろ想像して、たくさん議論して決まったのだろうと。

 

そんなことを考えると、なんだかとても有難い気持ちになりました。

 

何も赤色灯に限らず、普段何気なく見ている全てのものは、いろんな人のいろんな努力の結晶なのだとあらためて感じました。

 

いま走っている土手のガードレールの形状、時折通り過ぎる信号、標識、、、

 

そう、僕らはそのようなものに囲まれて生きているのですね。

先人の努力の積み重ね。社会を良くしようと思う先人の愛です。

 

 

(おわり)