娘の妊娠の頃には息子の出産から数年経っているので、あの男の精神年齢は前よりほんの少~しだけマシにはなって買い物の荷物くらいは自分で持つようになりました。
でも基本的な性格は変わっていないので、私からは全く頼ったりすることも出来ず、あの男からは甘えられ、気に入らない事が少しでもあるとキレられて物凄くストレスがたまる相変わらずな生活が続いていました。
娘を妊娠した時は、息子の出産の時とはまた違う最大の悩みがありました。
それは、娘を出産して入院している間の息子の事です。
あの男に任せるのだけは絶対に無理だし、実家には私の父が脳梗塞で自宅療養していたので頼れません。
本当にどうしよう・・・。と考えた結果。
産婦人科選びの段階で、息子(幼稚園年少)も一緒に入院できる産婦人科を選ぶしかないと思い徹底的に探しました。
もちろん息子も一緒に入院なんて駄目な所ばかりでしたが、一ヶ所だけ一緒に入院できる産婦人科を見つけました。
出産当日。台風真っ只中(直撃・上陸)の夜中に、娘を無事に出産しました。
夕方に陣痛が来て病院に行って、あの男と息子は夜まで病院に一緒にいましたが、その日の夜中は台風の予定だったので、2人には家に戻ってもらいました。息子がとても心配でしたが、その日の夜だけなのであの男に息子を頼んで出産した当日の朝からすぐ息子も一緒に入院にしました。
出産したばかりで息子の面倒まで見なければならなかったので休む時間が全くなくて体力的に結構大変でしたが、息子は暴れたりするタイプではなくおとなしい子だったので助かりました。
でも出産して2日目にして息子が風邪をひいてしまいました。
入院している産婦人科では小児科がついていなくて診察はやっていません。
産婦人科に相談してみたら、「自分で病院に連れて行くしかない」と言われ・・・
なんと出産した翌日にでタクシーに乗って息子を病院へ連れて行くはめに・・・
私が昨日子供を産んだばかりの人だとは誰も思わないだろうなぁと考えながら息子の受診に付き添っていたのを覚えています。
息子の出産の時は、息子の体重が少なくて私の退院の方が先になってしまいましたが、娘は一緒に退院する事が出来ました。
退院した後、すぐに家事と娘(赤ちゃん)と息子の面倒(幼稚園の送迎等もあり)、その他に一番大変なあの男の面倒まであってバタバタでしたが、何とか乗り切る事が出来ました。
今思うと体一つで我ながらよく頑張ったなと思います(笑)