今度こそ完治の記事を書いてからの息子の様子と経過です
その後、一度も学校を休むことなく、無事卒業式を迎えることが出来ました
今までの事を思い出し、涙涙の感動の卒業式になるだろうと自分の中で思っていたのですが・・・
息子の卒業式の日に突然恐ろしいほど寒くなり、寒さで涙も凍り付き、結構そっけなく終了してしまいました(笑)
涙より寒さが勝ってしまうなんて・・・私って本当に何なんだろうと思ってしまいました
そして今月8日、無事中学校の入学式に参加する事が出来ました
今現在も今までの時間を埋めるかのように積極的にお友達を沢山つくって、とても楽しく元気に通学しています
完治報告から今までの期間中の体調ですが、突然大雪が降ったりするあまりに急激な気圧変化があった日、数日曇りが続いた日などは、たま~に頭痛やだるさをうったえる事が数回ありましたが、その他は何の問題もなく過ごしています。
(もちろん学校に行けなくなる程酷いものではありません)
元々あった起立性低血圧(急に立ち上がるとめまいが起こる)は相変わらずありますが、ODになる前からある元々の体質という事で治ったりする事もなく、あきらめています
息子が起立性調節障害を発症してからもうすぐ2年です。
一ヶ月も経たないうちにあっという間に重度までいってしまった息子。
その為、私は完治まで何年かかるかわからないという覚悟を早い段階でしていました。
いきなり重度だったので、「そんなに元気なら学校行けるでしょ?」という状態ではなく、ゲームすら見るのも嫌だという状態だったので、学校を暫く休むという覚悟も早々に出来ました。
軽度からスタートしていたら、学校を休ませる選択が出来なかったかもしれない。
そう思うと、重度で苦しんでいた息子には申し訳ないけれど、重度からのスタートで良かったのかもしれないとも思っています。
うちは複雑な事情があるので、まずはとにかく息子の心のケアに全力で取り組みました
そうは言っても、特別神経質になって何かをするとかそういう事はしていません
ただひたすら焦らず全力で(自分も楽しんで)子供と一緒に遊んだり、ただひたすら話をしたり、そういう事しかしていません。
自分の自由な時間は全くありませんでしたが、息子と毎日一緒に遊べるなんて本当に今だけだと思えば、それこそが贅沢な自由なのだと思い、楽しめました。
ただ・・・動けない息子の横で一緒に動かずにいたので、体重が5kg程増加・・・それだけはきちんとしておけば良かったと後悔しています(笑)
今振り返っても、正直、こんなに早く安定した体調で日々を送れる日が来るなんて夢にも思いませんでした
でも今実際に息子は何事も無かったかのように元気にしています。
心から笑っています
今の所そんな感じです
それから、早く良くなったのには幾つかの要因があったのかなと思っています。
また長くなってしまったので、その事に関しては次回の記事で書こうと思います
親の心境としては、今でもまだ突然発症するんじゃないか?
6月頃にまた一気に体調が悪化するかもしれないという不安はどうやってもぬぐいきれません。
でもそうなったらなったで、受け入れる覚悟は出来ています
あの苦しい時期を乗り越えられた息子です
また乗り越えられると信じて一緒に歩んでいきます
これから先もずっと、ODで苦しんでいる皆さんが1日も早く苦しみから解放されて、心から笑える日が来る様に願っています