勇者サメ氏の異国出張クエスト終了後と、当然のようにつわりモンスターの猛威は続いていた。

姫クマ子は日々、食べられるものと食べられないものの境界線をさまよい、
勇者サメ氏はその度に翻弄される。

「昨日食べられたものが、今日はダメ……?」
「今食べたいのは、○○……でも、もう一口でアウトかもしれない……」

これは、まるで迷宮。

そう、「食のダンジョン」である。

勇者は決意した。

「姫が食べられるものを探し出す……!」

こうして、「つわりフード探索クエスト」が始まった。




🔹 第一の試練:食べられるもの、食べられないもの

「姫、何か食べられそうなものはあるか?」
「……たぶん、冷たいものなら……」

勇者は即座にスーパーへ向かい、
アイス、ゼリー、ヨーグルトを大量に買い込む。

姫:「……うん、これはいける!」

しかし、翌日。

姫:「アイス……もう見たくない……」
攻略法、日々リセット!!

勇者は頭を抱えた。

「食べられるものが、一瞬でボツになるだと……!?」

🔹 第二の試練:においのトラップ

ある日、勇者サメ氏は
「お腹に優しく美味しいものを……」と
新米で炊き立てご飯を作ってみた。

しかし——

姫:「うっ……無理!!」

「えっ!?新米炊き立て石釜モードだぞ!?
 あんなに大好きだったじゃないか!?」

姫:「……においがダメ……」

まさかの、新米炊き立てご飯アウト!

勇者は新たな敵の存在に気づく。

「においのトラップ」である。

「食べ物のにおいでダメになるとは……。
 これは慎重に探らねば!」
🔹 第三の試練:突然の欲望

夜、姫が急に言った。

「……チーズバーガー、食べたい……」

勇者、即座にファストフードの城へダッシュ!!

「姫!買ってきたぞ!!」

しかし、姫はそっと袋を見つめ……

「やっぱり無理かも……」

ズシャァァァァァァン!!!!(心が砕ける音)
🔹 最終試練:奇跡の一品を求めて

つわりモンスターとの戦いが続く中、
勇者はふと気づいた。

「姫、飲み物は何がいい?」

姫:「……ポカリなら、飲めるかも……」

すぐさまポカリを用意。

姫:「……これ、いいかも!」

ついに、つわりの試練を突破するアイテムを発見!!

勇者サメ氏、ガッツポーズ!!

「これが、奇跡の一品……!」

こうして、勇者は姫のつわり対策に
ポカリを常備することにした。
次回、「妖精の歌声…!胎児の心拍確認クエスト」へ続く——!