環境が変わり、すべてのサイクルも変わり、不安でいっぱいの小学校入学でしたが、
元気に楽しく毎日通う姿を見て胸をなでおろしております。
参観会で、お友達のお母さんが、
『…赤ちゃんだったのにね…』
と、お子さんを見つめて囁きました。
わたしも同じ思いでいました。
いつもいつも、当然のように肌を触れ合わせ、自分の腕の中にいた我が子の成長は、言葉では表現し難い切なさがあります。
小学校に行けば毎日友達と遊ぶだろうからと、幼稚園在園中は、親の悪あがきで娘をあちこち連れ回し、ふたりの思い出をいっぱいつくりました。
つきあってくれた娘に感謝です。
とても、とても幸せでした。
赤ちゃんだった
いっつもわたしの手を探してた娘は、
見違えるくらい、
成長しました。
学校が終われば暗くなるまでお友達と遊び、
明日も早起きだからと、大好きなお絵描きを諦めて自分から布団に入ります。
せわしなく、忙しく時間に追われる毎日の中に、確実に、娘の小学生としての自覚を感じ取る事ができます。
なにひとつわたしの手を煩わせない娘に、戸惑いを感じている自分がいます。
すごく嬉しい事なのに。
娘を独り占めしていたこの六年間、
本当に、いろんなことがありました。
心配で、不安で、愛しくて、
一緒に、必死に、いろんなこと、乗り越えてきました。
娘と過ごす今この瞬間は二度と返ってはこない、
いつもそんな切なさを抱きながら。
これから、ものすごいスピードで
わたしの手を離れ、
成長していくのでしょう。
よろこびと、さみしさと、こんな素敵な気持ちをくれる娘に、
感謝です。
今朝、学校の途中までついていったわたしの手を別れ際にひどく強く握りしめてくれました。
手をふり歩き出すと、そのあと一度も
こちらを振り返りませんでした。
お母さんの情けない気持ちはこうしてヒトリゴトの箱にしまい、
強く歩き出す娘の足を引っ張らないよう、
娘のキラキラの笑顔に負けない笑顔で見守っていきたいです。
大きなランドセル背負って歩く後ろ姿を見て、
ぼーっと立ち尽くしながら、
微かに腕に残る抱っこの感触を思い出した、
そんな朝でした。