年中さんからお世話になった幼稚園。
初めは泣いて泣いて、毎日先生に抱きかかえられながら教室に入っていった。
裏の駐車場で、悲鳴のような泣き声を聞きながら、
少しだけ開いた窓の隙間から娘の姿を目で追っていた日々。
それから一年の間に、門の所で自然と手を離し、笑顔で手を振り、教室へと向かうようになった。
仲良しのお友達も増えた。
生活発表会では、一歩前に出て自分をアピールできるようにもなった。
毎日つなぐ手は日に日に大きくなり、その力強さに、娘の急激な成長を感じずにはいられません。
この一年間は、本当にあっという間でした。
五歳の娘と居られる今しかないこの瞬間を、もっともっと大切に生きたい。
そして、年長さんでは、娘の持つ透き通った優しさを、周りのお友達を支えてあげられるくらいの強さに変えていけますように。
娘の成長は、喜びと共にとてつもない寂しさがつきまといます。
道の桜を見て、きれいと笑う娘の手を握りながら、思うんです。
少しだけでいいから、時間が止まればいいのに。と。
