ステキな雑貨屋さん。

なんとも心ひかれて入ってみると、気さくな奥様が出迎えてくれました。
商品をひとつ手に取れば、その商品にまつわる、とても奥行きのある説明が、もれなく聞けます。
無造作に置かれた一見普通のティーカップは、ファイヤーキングみたいな素材で、かなり価値のあるものらしいけど、千円とかで売っちゃう。
もう生産されてない、オタマやお鍋やその他いっぱい。
安い。
とても目を引く、見たことない形のジョウロは、亡くなった職人さんの手づくりで、もうこんなのつくれる人はいないとの事。
こちらはやはり高価で、手は出ませんが、なんとも図々しく、水の出方を見せていただきました。
ふんわりふんわり。やわらかく、とても優しい曲線。
ずーっと水あげてたい。
次は自分で水入れたら、外の水道の蛇口が古くてかわいすぎて感動。
再び店内に。
さっきは雑貨に夢中で気づかなかったけど、この建物、ほんとに古くてかわいい。


江戸時代の建築の名残だそうで。
天窓、土壁、その他意味のあるであろう造り。

そしてぶら下がるのはご主人の手づくりフックかけ。

本体の今の姿 笑

古いものを問屋で集めてきてるワケじゃなくて、このお店の倉庫に何十年も眠る在庫を並べてるそうで。
アルミのお弁当箱と、大昔誰かのベルトに付いてた小物入れを購入しました。

近所の人達が通う、身近な生活用品を売る普通の雑貨屋さんだったんだろなー
黄ばんだ値札が、それを物語ります。
時代がかわっても、お店はそのままの姿で今のご主人に守られ、違ったヒカリを放ちます。
私たち世代がとてもときめく、新鮮な空間が広がっています。
古い在庫なくなったら、このお店どうなるんだろ…
なんて
一瞬よけいな心配したけど、
いつもの日用品と、ご主人と奥様の笑顔のある
昔とまったく変わらぬ風景がそこにはずっとずっと、在るんだろな。
ご夫婦との会話がこんなにも楽しいのは、今の自分に欠けてる何かを優しく補ってくれたからなのかな。
また行くね。