法政 大学選手権への希望を繋げる薄氷の勝利 | 夢の続き・・・

夢の続き・・・

法政ラグビー、映画、旅行、史跡めぐり、食べ歩き、犬、自然、世の中の出来事などを気の向くままつぶやこうかな。

2週連続で法政にとって負けが許されない試練の2戦が始まる。

もう後がない。 勝つしかない戦い。

今日はその内の一つ 拓殖大学との一戦だった。

 

幸い 地元山梨での試合。

雪が降りそうなくらい寒さの中での試合となった。

 

 

(前半)

3分 中村選手 拓殖陣内深くでパスと見せかけ、自ら切り込み中央にトライ。

   G成功

   法政7-0拓殖

 

7分 法政 拓殖陣内深くから左展開で最後は奈良選手がトライ

   G成功

   法政14-0

 

法政 7分で2トライと理想的な立ち上がり。

 

18分 ほぼ中央から 法政右に展開し、東川選手→中井選手→萩原選手と繋いでトライ

    G成功

    法政21-0拓殖

 

法政 落ち着いてプレーが出来ている。

前戦の轍を踏むまいと多くの選手が口々にノーペナと意識しあっている。

ただここからだ。今までの法政の悪い癖、3トライ差位になると、気を抜くのか急にミスが出始める。

ここからだ。

 

26分 拓殖WTBの個人技にやられる。

    G

       法政21-7拓殖

 

法政やはり緩んだ。タックルミスが重なり一人にやられた。

もう一度集中が必要だ。

 

33分 法政陣内22mラインあたりからターンオーバーし、根塚選手が大きくゲインし、中井選手に繋いでトライ。

     G成功

        法政28-7拓殖

        根塚弟選手 素晴らしい走りで自陣から40mほど走り、中井選手へのラストパス。一年生ながら見事だった。

     根塚弟選手、吉永選手、山下選手ら1年生は攻守で貢献。

 

35分 法政拓殖陣内深くになだれ込み、最後は根塚弟選手がトライ

    法政35-7拓殖

    根塚選手大活躍だ。

 

39分 拓殖トライ

    G成功

    法政35-14拓殖

 

前半終了

法政 関東戦に比べれば、遥かに集中してプレーが出来ている。

セットプレーもまずまずだ。ただ、リードはしているものの、トライを取った後にミスが多くなる。

3T3G差あるが、今の法政 前半と後半で内容が急変する。4T4G差位ないと安心できない。

関東戦の教訓を活かし、リードは意識せず、集中して欲しい。

 

 

(後半)

4分 拓殖トライ

   G成功

   法政35-21拓殖

先にトライを取りたかったが、やられた。

嫌な予感が走る。

 

8分 法政 拓殖陣内で左サイド で東川選手→萩原選手→長利選手と細かく繋いでトライ

   G成功

   法政42-21拓殖

 

13分 拓殖トライ

    G成功

    法政42-28拓殖

 

法政選手の動きが鈍い。足が止まりつつある。

タックルミスからゲインされる場面が多くなっている。

 

法政選手 気持でも押され始めている感じ。

一方 拓殖側の学生スタンドが選手と一体となって盛り上げている。

この応援 法政を応援する一観客の小生が聞いててもイライラもするし、迫りくる圧迫感のようなものを

感じる。

それはこの前の試合で戦っていた日大、関東のスタンドも同じように攻守においても選手を盛り立てている。

一方法政側スタンド お通夜状態。

拓大スタンドが盛り上がっている時だからこそ、

法政スタンドも、もう少し選手を勇気づけてほしいものだ。

 

法政選手は見ていて実にメンタルが弱い。

一気に流れが傾き出すともう立て直せなくなる感じがした。

 

勢いづく敵 前のめりに攻めてくる。

キックでエリアをとるなど変化が欲しいが、実に無策。

 

25分 増田選手シンビン  関東学院戦の悪夢再びメラメラ

    遠くだった為、内容は不明。

    一気にやばい雰囲気が会場を包む。

   

27分拓殖トライ

   G成功

   法政42-35拓殖

 

36分

増田選手IN

数的不利の中、よく1トライ差で抑えたが…

 

40分 拓殖PG成功

     法政42-38拓殖

 

拓殖 ロスタイムだけでも法政からトライを取れる自信があるという位、勢いがついている。

一方 法政 KO負け寸前の必死のガード状態で時が過ぎるのを待つ。

 

ようやくノーサイド

法政 結局最後まで立て直せなかった。

明らかにゴングに救われた。

 

危なかった!

かろうじて逃げ切った。

まさに薄氷の勝利だった。

 

警戒していた通り、後半は別チームになってしまっていた。

関東学院戦と同じように酷い内容だった。

4年生のイージーなミスも多く、この点でもチームが波に乗れない要因に見えた。

もう少しプレーで引っ張ってほしいところだ。

 

関東戦では明らかに勝てる戦を落とした。

一方、前半こそ拓殖戦も勝てる内容だったが、シンビンになる前の後半10分過ぎからは押されっぱなしで

KO寸前にまで追い込まれた。

が、この負け戦を勝ちにした。

 

内容はともかく、勝てたので良かったと思いたい。

この日 中央、関東学院が敗れたので、勝利した法政は大学選手権への道が少し開けてきた。

一方、この拓殖戦に負けていれば大学選手権の道は閉ざされ、入れ替え戦に一直線だった。

だから今日の勝利は内容はともかく大きい。

 

リーグ戦としては最終戦となる日大戦。

最後の一戦くらい前後半集中した強い法政を見せてほしい。

必ず勝って大学選手権に行きたい!

爆発しようぞ!

 

頑張れ 法政!!