いや~稀代の往生際の悪さ、見苦しさ、小物ぶりを披露した舛添都知事がついに辞任した。
小生は五輪が大好き。
よってリオの閉会式で、スポットライトを浴びたこいつのハゲ頭が全世界に報道されなくなって本当に良かったと思っている。
小生 これまでに金絡みの政治家をそれなりに見てきた。
政界のドンと言われた角栄さんや金丸さん、竹下さん、そのほかにもいっぱい。
その金は私利私欲と言えばそれまでだけど、多くが自分の政治的理想を具現化する為、悪だけど子分を養う金のかかる政治に使っていた人が多い。
だけど同じ金でも、この男の場合は家族旅行・飲食、自宅なのに事務所費として家賃がっぽり、趣味の美術・書道・ピザ・金魚、子供の服・散髪代などなど実にせこい。
3ヶ月ほどにわたって繰り広げられた「舛添劇場」。
「受領は倒るる所に土を摑め・・・」
「今昔物語集」に描かれる強欲な「受領」の現代版のように見えてしまった。
「中国服と書道」の問答をはじめ、クライマックスの子供をネタにしてまで野々村のように泣きを入れて延命を懇願するなど、下手なドラマよりも予想がつかない動きに連日見入ってしまった・・・。
時は参議院選間近。
一地方自治体の知事のことながら、全国区になっていた。
まあ、一地方といっても東京は小さな国家並みの予算を有する筆頭の自治体であるから、当然と言えば当然か。
2年ほど前に告げ口外交真っ盛りの韓国に外務大臣面して渡り、クネクネに媚びた上、都民の土地に韓国学校を建てるなどとふざけた約束を唐突に持ち出して見事なまでの売国奴の正体をみせた。
ただあの時は、反日マスコミも都合が悪い報道をあまりしない為 大きな力とはならず、小さなリコールデモが起きるのみだった。
しかし今年に入り、豪華大名行列海外出張や韓国学校の約束の履行ということで、悔しい思いをしていた都民たちのくすぶっていた炎が再び発火した。
そして油を注ぐかのように、法の穴を突き、法の精神を歪め、行きつく先は自分や家族の懐に確実に利益が入る巧妙な仕組みが発覚すると怒りの炎は益々燃え広がった。
それでも全ての面でルール通りで問題ないと居直るように傲慢な正当性を主張して当人は余裕を持っていた。
ちょうど1か月前 小生もそんな時期の様子をブログに書いた。
「法的には問題ない」「ルール通り」。
政治資金のザル法の前に、非常識で、厚かましくて、税金を食い物にしている姿が見え見えながらも、この一言の前に手が出せないのか?
納得できない不満のエネルギーが多くの方にあった時期。
この時点での疑惑に逃げ切ったところで、有権者の怒りは新たな闘志となって必ずや新たな力が作用するのではないかと予想して観察していた。
そして実際あっちこっちから力が働いた。
この1ヶ月 小生の予想以上にこの男はボロを持っていて、連日ボロ出し放題 過去にいたるまで暴かれまくった。
いや~すさまじい力でしたな。
結果論ではあるが、こいつは韓国に媚びをうる売国政策に手を出した事がすべてだったかもしれない。
これに象徴される都民・国民の感情を侮ったことがすべてにつながっており、様々な疑惑の答弁において如実に現れていたと思う。
甘利大臣のように潔く、2ヶ月早く腹を切っていれば、次の政治家なりタレントとしての復活のチャンスはあったかもしれないが、非常識な居座りに人間的にも見限られ、表舞台には再起不能ではと思われるくらい信用が失墜した。
まあ、自業自得ですな。
辞任したけど、真相は依然闇の中。
週刊誌では更なる爆弾ネタがあるらしいと報道している。
どこの国かわからないが、外国人から金をもらい、「宜しく頼むニダ!」と言われ何かの便宜を図ったとか?
事実ならメガトン級の爆弾で、一発逮捕だな。
あとは東京地検に任せて次の選挙ですな。
知事選の選挙費用は50億とか・・・。
50億が無駄になると報道されている。
確かにそれは間違いないが、この男にいつまでも居座られたら、都議会やら職員の業務など見えない損失金額・時間たるや50億どころの無駄では到底済まない。
政治は有権者の支持なくして行うことはできない。
舛添のこの1か月間の政治を見れば明らかだ。
「これ以上の損失を出さない」と有権者が肝に銘じて行う選挙ですな。
知名度とか容姿とかではなく、五輪とか山積する問題に対処できる能力の方を都民は選ばなくてはならないと報道機関もそう言っている。
そのように報道することは良いことだと思う。
が、その一方で早くも謝蓮舫なんて名前が出ているが・・・・大丈夫かな?
土木工事とか片っ端から仕分けられて都は鬼怒川状態にさせられるのでは?
科学関係もヤバそうだな!
特亜にも金を使いそうだし・・・
まあそれはともかく自公の責任は重大ですな。
都民に選択肢となるような魅力ある候補者を立てる使命がある。
引き続き注目したい。