鳥獣机画 | 夢の続き・・・

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法政ラグビー、映画、旅行、史跡めぐり、食べ歩き、犬、自然、世の中の出来事などを気の向くままつぶやこうかな。

今日は自己満足以外何物でもないマニアックな話。


先月 職場の女の子のデスクに見た事があるような小さなフィギアが並んでいた。

ただのフィギュアではない。

ペンを立てていたり、スマホを置く支えになっていたりとそれなりの役割をしているフィギュアだ。


よくよく見てみると・・・・なんと国宝「鳥獣戯画」のキャラではないか!!!

このキャラが上記したような役割を持っている。

だから商品名は「鳥獣戯画」ならぬ「鳥獣机画」と言うらしい・・・ひねってますな。


何というマニアック! しぶい物をテーマにしたフィギュアだ!!



小生 日本最古の漫画とも言われているこの「鳥獣戯画」大好きなんですな。


※鳥獣戯画とは??

鳥獣戯画は京都 高山寺に伝わる12~13世紀にかけて描かれた平安時代末期の絵巻物。

国宝に指定されている。

甲・乙・丙・丁の4巻からなる絵巻物で、当時の世相を、動物などで描いているかわいらしい絵で

親しまれている。特に有名な絵は甲巻に多い。

擬人化された動物としては、カエル、兎、キツネ、猫、猿ほか麒麟のような架空動物まで登場する。

この絵巻物は非常にユーモラスに描かれ、ストーリーを想像する楽しさがある。



さてさてこのフィギュア  鳥獣戯画が好きな小生のツボを突いた。

早速その子に頼んでもう1SET購入してもらった。

6SETで1700円・・・・また無駄遣いをと思いつつ・・・


そして数日後受け取って、毎日見て楽しんでいる。


このフィギュアはこんな場面を抜き取ったものだ。


(弓競技)







カエルと兎の5対5の団体戦か?


一方 的のところにいる兎と狐は審判かな?

狐は狐火をともしている。


フィギュアは、この審判を描いている。






続いて・・・

(踊るカエルを見物する猫とカエル)




フィギュアは烏帽子を付けて見物するカエルと猫を抜き出している。







そしてラスト

(相 撲)

個人的にはこの絵が一番好きだな。なんともかわいい。




そしてカエルが兎を投げ飛ばす!







カエルが勝って仲間は大喜び!


フィギュアはこの選手たちを描いている。




このフィギュア、実に良くできていて感心する。

聞けば、ガチャガチャの商品とのことで、先ずびっくり。


ガチャガチャって景品もジャンルが広く、豊富で、日本の文化として確立してますな。

しかも精巧な作り。

さすが外国人観光客誘致に一役買っていると言われるだけのことはある。


この鳥獣戯画をテーマにしたフィギュア メチャクチャ売れているらしい。

確かに今通販を覗いてみると「売り切れ」とか値段が凄く跳ね上がっててびっくり。


世の中 小生と同じようなツボの人が多いんですな。

何が受けるか分からない時代だ。


この商品は、昨年バンダイに入社したばかりの女性社員が企画した商品なんだとか。

それでいきなりヒットして会社に貢献。

恐ろしくもあり、素晴らしい社員ですな。

そして例え新人の意見であっても取り上げる上司、そして一気に商品化してしまう会社って強い!と

妙に経営的なことも考えさせる商品だ。




それにしても年が明けてもう1ヶ月が過ぎてしまった。

個人的にはちょっとバタバタした1ヶ月であった。


まあ、この鳥獣戯画を見て心穏やかに過ごしたいものである。