猛暑と言ってもいい今日の法政G。
強敵東海大を迎えての最終戦。
法政がどこまでやれるか注目していた。
結果は・・・・
法政 東海
前半 19 19
後半 14 26
合計 33 45
法政敗れる・・・。
(前半)
4分:法政 東海陣内22mライン手前あたりでラインアウト。これをキャッチし、左展開
最後は西内主将がポスト左側に飛び込みトライ。
牧野内選手 G成功。
法政7-0東海
(西内主将 先制トライ)
15分: ほぼ中央あたりから井上選手が突破しゲイン。つないで小池選手が力強い突破で
ポスト左側トライ。G失敗。
法政12-0東海
20分:東海トライ G×
法政12-5東海
26分:西内兄弟の中央からの力強い突破でゲインすると、東川選手、小池選手ら細かくつなぎ、
最期は金選手が
トライ。G成功〇
法政19-5東海
29分:東海トライ。東海の1本目のトライ同様、法政ディフェンス甘く、前が空いたところを突かれトライ。
G成功
法政19-12東海
39分:東海 法政陣内深くに攻め込みラインアウトからモールで押し込みトライ。
G成功
法政19-19東海
そして前半終了。
前半連続で東海からトライを奪う。
個人技に依存した昨年に比べ、順目をおって攻めていて、この時期にしてかなりの進歩を感じる。
強敵 東海が相手と考えても評価していいと思う。
一方、東海も、かつての大型FWを擁したイメージだったが、今年はやや小型化していて、
あまり迫力を感じない。
まあ、法政よりはまだ体は大きいが・・。
前半25分過ぎたあたりからスクラムが押され始め、東海の攻めが厳しくなる。
これまでも再三書いてきたが、スクラムを強化しないと秋はもっと厳しくなる。
このあたりから自陣にくぎ付けの時間が長くなる。
また二の手、三の手の寄せの速さも東海が上。
法政はリスタート時での3本ものミスキックなど凡ミスもあり、波に乗れない。
もっとも日大戦を観戦した方の話だと、その時に比べ法政のミスは全体的にかなり修正された
というが、さすがに東海。
ミスをはしっかり突いてきている。
(後半)
11分:法政 東海陣内左サイド深くに入り込み、5mラインあたりでマイボールスクラム。
法政クイックスタートで西内主将がサイドから豪快に突破しトライ。西内主将さすがに強い!
G成功
法政26-19東海
15分、22分:東海連続トライで逆転。
法政26-33東海
34分:法政 左サイドから東海陣内深くで5mラインアウト。これを牧野内選手がキャッチすると
モールを組んで押し込む。川地選手がトライ。
G成功
法政33-33東海
(牧野内選手のラインアウトキャッチ。このあとモールからトライにつながる)
法政再び追いつく。
金選手が大きな声でチームを鼓舞する。
「筑波明治の教訓を活かそう。ここから勝ちきる!!!」
37分:勝負をかけた残り5分の攻防だったが、東海左展開でWTBが振り切りトライ。
勝ち越しを許す。G成功。
法政33-40東海
40分:法政諦めず、同点に追いつくための執念を見せる。
細かくつないで、前へ前へと22mラインまで攻め上げたところで痛恨のノッコン。
これを東海に拾われカウンターを食らいジエンド。法政は攻め上がっていたので、
仕方ない。最後のアタックは法政の執念を感じたが、及ばなかった。
G失敗。
法政33-45東海
そしてノーサイド。
最後のカウンターは攻め上がっていたので、仕方ないにしても、
同点に追いついた5分の攻防。
ミスが出て、今回も強豪相手に勝ちきれなかった。
精神的な面ではまだまだ課題がありそうだ。
牧野内選手のキックが安定。
難しい角度も良く決め頼もしい。
獲れるところで点を獲る。
今年は昨年秋の二の舞は踏むまいぞ。
一方、スクラムで押されてた割に、よくぞここまで接戦を演じたとも思っている。
今年の東海もいまいちというのもあるかもしれないが・・・。
昨年の法政は個人のスキルに依存した感じのトライが多かったが、今年は見ていて綺麗な
組織的なトライが見れて、アタック力は格段の進歩を感じる。
ただ、その一方で、ディフェンスもあるが、スクラムを何とかしないと逆転どころか秋には
大差になりかねない。
1列の踏ん張りなくして、法政の躍進なし!!
現有戦力でやるしかない。
とにかく頑張ってほしい。
頑張れ 法政!!
ps:B戦では、怪我で離脱していた宮崎選手や吉村選手が復帰した。
まだまだ試合勘や体力的なものはこれからだが朗報だ。
これからA争いが熾烈になりそうだ。
B戦ではFBの尾崎選手が目立った。落ち着いた飛距離あるキック処理がチームを何度も救う。
体幹も強い。
Aに行けるな。
秋が楽しみ。Aにも途中参戦したが、和田選手や増田選手も夏にさらに存在感が増しそう
な感じ。
いずれにせよ、層を厚くしないと長いリーグ戦を勝ち抜くのは厳しい。
さらなる底上げを期待したい。