2013年11月3日は、愛犬ゆう坊の月命日。天国に逝って1ヵ月にあたる。
早いものだ。
(ゆう坊と行った最後の桜散策にて)
ゆうの子供のリカのもとに早く送ってあげたいと、火葬こそ早々にやったものの、
簡単には踏ん切りがつかず、小さな骨壺が納骨されずに、ゆう坊の寝ていた部屋に置かれていた。
だいぶ気持ち的には落ち着いたが、心の中に穴が開くとはよく言ったもので、
まさしくそんな気持ちが続いている。
日々、自然と思いだしてしまい、思い出さぬ日はなし。
道行く犬を見ては思いだし、地元の道を見てはその場所場所でしたゆう坊の姿を思い出す。
家のあちこちを見れば、おもちゃ、散歩道具、生活道具など、至る所でゆう坊のカケラがいっぱい。
寂しさがこみ上げる。
11月2日
名残などつきるはずもないが、いい加減 リカのところに埋葬してあげねばと、
半ば強引に気持ちに区切りをつけ、
裏庭に埋葬されているリカのお墓に納骨した。
これでやっと親子で眠るお墓になった。
(ゆう坊の子供のリカ 2004年に天国に逝ってしまった)
お墓と言っても、手作りだ。
犬馬鹿と笑われるかもしれないが、
9年前に、庭に転がっていた地元産の水晶を墓石として、穴を掘り、セメントで固めた石室付きの
お墓を裏庭に作った。
9年ぶりに石室を開け、リカの骨壺の隣に納骨した。
なんとなくリカにも会えた気分になり、とても不思議だけど、嬉しい気分になれた。
リカの骨もしっかりしていて、安心した。
今度は親子で家の北側の守り犬となってくれるだろ。
ゆう、リカ 安らかに眠ってほしい。
忘れない。