いや~久々の映画。GW以来。
ここのところいまいち映画への関心が薄れていたが、
再び映画みたいな~っていう周期がまたまた来た感じがするのう。
これからまた、いい映画いっぱい観たいものである。
さて今回選んだのは、「真夏の方程式」だ。
東野圭吾さんの推理小説ガリレオシリーズで、ドラマにもなっているが、
その劇場版だ。
キャストは、福山雅治、吉高由里子、杏、北村一樹、風吹ジュン、前田吟。
みんな好きな俳優さんばかり。
福山さん演じる天才物理学者湯川が、科学で事件を解明していくわけだけれど、
このキャラクターが持つ独特な雰囲気がとても好きで、今回の映画もそれが健在だ。
内容であるが、ある街の海では、海底鉱物資源の開発がすすめられようとしていた。
その説明会に招待された天才物理学者・湯川学(福山雅治)は、緑岩荘という旅館を滞在先に選ぶ。
ここで、旅館を経営する家族やその甥っ子たちと知り合う。
ところがある日、同宿していた別の客が変死を遂げる。
一見事故死に見えたが、殺人事件だということを、湯川は鋭い洞察力で暴いていく。
しかし、その真相の先には・・・。
ところどころ突っ込みたくなるところはあるが、なかなか面白かった。
天才物理学者湯川が、いつもながら、クールで人を寄せ付けない雰囲気はあるものの、
ところどころみせる人間味がいい。
子供嫌いだけど、その子供にとる行動は、全く逆で温かく、笑いもちりばめている。
事件は湯川の洞察力で、仮説を次々と実証し、真相を突き詰めるが、
終わり方は、従来の刑事ものとは違った終わり方である。
分かっていながらも、必ずしも真実が表に出ない方がいいこともある。
そんな別の角度の終わり方は賛否両論はあろうが、個人的には良かったと思う。
大きなトラウマを背負った子供の道標になるような湯川の温かい意外な一面は良かったな。
福山さん演じる湯川は、すごくいい演技で、ハマリ役だと思う。
また、杏ちゃんや吉高ちゃん、北村さんも好演技で、風吹、前田さんらのベテランががっちり
わきを固めるといった感じ。子役も自然な演技で◎。
このシリーズ、また続編見たいと思う。
因みに、ドラマなど観ていなくてもすぐ入りこめるので、安心して観れると思う。
という訳で、評価は☆4つ
(評価)
☆☆☆☆
※★=0.5☆
(基準)
☆☆☆☆☆ かなり良い もう一度映画館に見に行きたい。 DVDは購入する
☆☆☆☆ なかなか良い。
☆☆☆ まあまあ。しかし何かが足りない。
☆☆ がっかり。
☆ 話にならん 金返せ!!