法政 日体大を一蹴も、稽古台にはならず | 夢の続き・・・

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いや~ 春季大会も今日が最終戦。


法政Gに日体大を迎えての最終戦だ。


夏合宿に繋がるいい試合になってほしいと思いながら観戦した。



それにしても最初の中央大戦から考えて、怪我人があまりにも多すぎて、それが徐々に減っていくだろう


と思いきや、どんどん追加され、気が付けば今日に至ってもBチームを組むのがやっとの感じ。


選手の何人かに聞いてみると近年にない激しい練習をやっているようだ。



4月ごろメンバーを見た時、失礼だが大丈夫かなと思った。


早稲田慶応にこんな状態で挑戦できる体制なのかと思った。


だが、試合結果が示した通り、怪我人は増えているが、確実に底上げが進んで、


強くなっていることが、試合ごとに実感出来るようになった。


これが春の感想だ。正直嬉しい誤算。


とはいえ、対抗戦強豪校に肩を並べるには、まだまだ今以上に練習で泣く必要があろう。


さて、話がそれたが日体大戦だ。


結果は以下の通りだ。



     法政  日体大

前半:  56    7

後半:  47    19

合計  103   26




(得点)


前半:小池T(G◎)⇒井上T(G◎)⇒時崎(G◎)⇒吉村(G◎)⇒小澤(G◎)⇒認定T(G◎)⇒

    堀T(G◎)⇒小池(G◎)


後半:金T(G×)⇒小池T(G◎)⇒堺T(G◎)⇒新谷T(G◎)⇒桶谷T(G◎)⇒小澤T(G◎)⇒

    桶谷T(G◎)


法政 獲るもとったり15トライの圧勝じゃクラッカー  


ただ内容であるが、正直レベルの差がありすぎて、申し訳ないが、詳細に書く気持ちになれないくらい

稽古台にもならない感じであった。まあ一応記憶の範囲で書こう。


(前半)

 2分:早々に日体大陣内深くに入ったところで、日体大反則。

    法政素早い仕掛けで左展開。小池選手が豪快に突進でこじあけトライ。

    法政7-0日体大

    日体大のDFは甘すぎて、この時点で100点ゲームの予感させるもろさを感じた。


 4分:法政 立ち上がりから畳み掛けるように日体大をスピードで翻弄。

    小澤⇒金⇒井上選手と流れるように左展開でトライ。

    法政14-0日体大


11分:加藤⇒井上⇒金→時崎とこれまた流れるように展開しトライ。

    法政21-0日体大


15分:日体陣内中盤あたりの相手反則から、森井選手が仕掛け大きくゲイン。

    そして吉村選手へと繋いでトライ。

    法政28-0日体大


21分:法政陣内にて、法政反則。日体大仕掛けるも、法政気が抜けたか、戻りが遅く、

    日体大に初トライを献上。

    法政 課題の集中力に改善の兆しみえず。

    法政28-7日体大


24分:法政 きれいに右展開でWTB小澤選手に繋がりトライ。

    法政35-7    


26分:法政自陣から、運動量豊富の堺選手が、一気に日体大陣内中間に入り込むビッグゲイン。

    加藤⇒犬飼⇒小澤選手へと左展開でつなげる。ここで日体、トライ直前の小澤選手に危険な

    タックル。これが認定トライとされる。

    法政42-7   


33分:日体大陣内にて日体大反則。法政素早い仕掛け。宮崎選手が大きくゲインし、

    堀選手とつないでトライ。

    法政49-7  


39分:小池選手トライ

    法政56-7


そして前半終了。

正直、力の差がありすぎて、つまらない。

その為、記憶が曖昧でご容赦を。

そのくらい一方的な試合。


ただ、法政は早々リードすると気が抜けたプレーをする悪い癖があるが、

この日もその悪癖は顔を出す。

日体大にあっさり奪われたトライは一瞬の嘘を突かれ、戻れずトライを献上。

これだけリードしていても、手放しで褒める気になれなくなってしまった。


ただ、去年多くの選手がBCにいたメンバーで、これだけ圧倒したのは正直驚いた。

一方日体大。これだけタックル出来ないと、どの試合でもワンサイドゲームになりますな。


慶大戦でも活躍した堺選手、宮崎選手、森井選手の3列は、この日も

素晴らしい動きで目立つ。ただ、森井選手が、前半途中で怪我交代。

この点は心配。

宮崎選手、堺選手の激しく豊富な運動量は素晴らしい。気迫が伝わってくる。


また、大政選手のSHは、テンポ良く捌き、いい。

また、キックも8本蹴ってすべて成功。

こちらでも魅せる。


(後半)

 5分:法政 タックルが甘く、やはり集中力がない。

    なんと後半先制トライは日体大だ。

    喝だーーーーーーーーーーパンチ!

    法政56-14日体大


 7分:法政もすかさず反撃。

     加藤選手のビッグゲインから堀選手、金選手とつないでトライ。

    法政61-14日体大


11分:法政、日体陣内に入りながら、ターンオーバーされ、日体に繋がれトライを献上。

    大喝だーーーーーーーーーーパンチ!

    集中力切れてるな・・・。

    法政61-21日体大


18分:日体陣内深く ほぼセンターでスクラム。サイドから仕掛けるもなかなかトライが取れない。

    しかし粘り強くFWで攻め、小池選手が個人技で突破しトライ。

    法政68-21日体大


22分:この日も攻守で神出鬼没の堺選手。1試合通じて運動量が落ちない。

    堺選手がしっかりフォローしてトライ。

    法政75-21日体大



23分:U20帰りの西内選手。春を通じて法政としては初出場。

     体が明らかに大きくなっている。凄い太ももじゃ。もはや貫録十分。オーラが出てる。

     本日、少しでも彼のプレーを観たいと思っていたファンは多いのでは。

  

(西内選手 IN)


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西内選手 復帰初戦。

早々大きく声を出してチームを鼓舞する。上級生としての自覚も十分。

小池選手、金選手とともに、チームのリーダーとなっていて、牽引している。


その西内選手がボールを持つと会場が沸き立つ。

強さは去年以上。日体の甘いディフェンスでは倒れず、大きくゲインする。

日体選手が何人も絡んでくるが、味方がくるまで倒れない。

やはりに西内選手が仕掛けると迫力があるな。

この後28分の桶谷選手のトライは、西内選手の豪快な突進からうまれる。


(西内選手 強い)


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26分、28分:こちらも後半途中から出場した新谷弟選手、桶谷選手が共にトライ。

         新谷弟選手は、このあとB戦でも出場したが、どちらもタックルが素晴らしく、

         またアタックでも再三大きくゲイン。

         初Aで堂々のデビューだ。

         競馬に例えるならば、夏の上り馬の一人になるだろう。

         法政89-21日体大


30分:法政タックルミスから日体大にこの日4本目となるトライを献上。

    被トライ 獲られすぎだ。頂けませんな・・・。

    法政82-26日体大


33分:トライを奪われた直後の法政のリスタート。

    法政ボールを奪うと、金子⇒井上⇒金→犬飼⇒小澤選手ときれいにつないで、

    ノーホイッスルトライ。

    法政96-26日体大


40分:桶谷選手も堂々のAデビュー。この日後半出場ながら2トライ。立派だ。

    法政103-26日体大


そしてノーサイド。

実力差がありすぎて、日体大には失礼だが、稽古台にもならない感じの試合。

そうした中で、4トライはとられすぎ。全て気が抜けたようなプレーからの失点だ。

早稲田慶応で見せた集中力の課題。

この克服を意識しているとは、正直考えにくい。


ただ、上記した通り、新戦力たちが結果を出して日体大を圧倒したのは褒めて良い。

後半入った奥田選手、新谷選手、桶谷選手ら若手も伸び伸びプレーしていた。


慶応戦、日体大戦を見ると、怪我で休んでいる従来の選手に挑戦権を得た選手が多いのは楽しみだ。

全ポジでこの夏 競争激化は必至だ。怪我でおちおち休んでもいられない感じ。


夏合宿楽しみだ。


この後 B戦も行われた。



正直、B戦の方がA戦よりもはるかに面白かった。

Reも含めて半数以上の1,2年生がA入りを訴えるかのような猛アピールだ。

こちらも55-14で圧倒。後半は完封した。



奥田選手はBでも前半出場。

存在感十分。良く走っているし、相手ラインアウトの競り合い、そして相手キャッチ後から

奪い取ってそのまま突進してのトライは素晴らしかった。



また、後半奥田選手に代わって入った小笠原選手も良く走る。

巨体ながら、走り、八艘飛びのように相手をかわしてトライ。

タックルでも魅せアピールしていた。


U20から復帰した牧野内選手。

格の違いを見せる。

その高さは勿論だが、運動量で格の違いを見せる。

タックルも素晴らしい。2トライ奪う活躍。

A入りを猛アピール。


また、西選手の豊富な運動量も圧巻。体幹が強い。

デフェンスでも相手WTBに負けないスピードで

あわや被トライのピンチを猛タックルで防ぐ。

療養中に痩せた体を取り戻せば、間違いなくAにいる選手の気がする。


あまり目立たないが泥臭いプレーで支えるLO金子選手も去年より伸びている。

また、新戦力のNO.8松村選手も豊富な運動量と素晴らしいタックル連発。

競争激化の3列に、参戦必至。



SHでは、坂本選手が捌きで前半リズムを作っていた。

後半からは中村選手。

やはり上手い。実にポイントに入るのが早く、捌きもはやい。

格の違いを見せていた。


BKでは、新谷選手、桶谷選手は、Bでも活躍。

上記した通り。


更には、坂本選手、和田選手、林選手の1年生。

坂本選手で目につくのは、体幹の強さ。

体こそ小柄であるが、倒れない強さ、そしてスピードがある。

一方、怪我から復帰の和田選手。

20分程度の出場機会だったが、ボールを受けると、スピードに乗って

あれよあれよと抜け出し、30m位走ってトライ。

また一人楽しみな選手が出て来た感じで注目だ。

林選手も周りがよく見ていて、エリアをうまく使っている。

かつての法政名SOの文字選手と体格と言い、蹴り方と言い似てる。


こんな感じで、新しい戦力が台頭してきている。


ざっと考えても安泰な選手は、2、3人程度。

あとは怪我人復帰で、今後ガラガラポンとなりそうだ。


ABに残るだけでも大変だと思う。


見てる側は実に楽しみだが、選手は大変だ。

苦しいだろうが、個々の選手が伸びて、全体的な底上げになってほしいと思う。


法政の秋での飛躍を期待する。


頑張れ 法政!!