昨日公開された、「BRAVE HEARTS 海猿」を観てきた。
このシリーズ、どれも安定して面白いんだけど、
今回もかなり良かった。
とても迫力があり、感動するし、泣けたな。
今回のストーリーは、ざっとこんな感じ。
仙崎はさらに成長して、海上保安庁の救助部隊の中でもエリートであり、最後の砦でもある
「特殊救難隊」に吉岡(佐藤隆太)とともに配属となる。
今回の主な新キャラは、吉岡の彼女であり、CAである美香(仲里衣紗)、
そして特殊救難隊の副隊長でとてもストイックな島(伊原剛志)がいる。
ある日、346名の乗客を乗せたジャンボジェット機の機体にトラブルがあり、墜落しそうになる。
この機体には、美香もCAとして搭乗している。
空港に着陸しようにも、車輪が開かず、出来ない。
全員が生き残る可能性があるのは、海上への胴体着陸しかない。
しかし、うまく着陸できるのか? 着陸したとしても、機体が海に浮かんでいられるのは
せいぜい20分程度しかない。パニックの乗客。恐怖を抑える機長。
一方、救助する側も救助体制そのものを作るだけでも大変だし、いざ救助するにしても
時間が少ない。
障害が多い中、346名全員を救出できるのか?
いや~ 面白かった。 とにかくめまぐるしく変わる展開に緊迫感があるし、人間模様がすごく良く、
感動するし、泣けたな。
・仙崎・吉岡の強い信頼関係は見ていてすごくいい。
吉岡の彼女の救出シーンは、吉岡最大の見せ場でかっこいい。
また仙崎のラストの吉岡救出シーンは「海猿2」同様、力が入る。
まあ、吉岡があの状態で酸素を吸っているんはちょっとどうかと思わんでもないが、それでも良かった。
・新キャラの吉岡の彼女。機内に閉じ込められ、吉岡が救助に行くシーン。力が入る。
そして残酷な救助シーンは泣ける。
仲里依紗ちゃんがかわいいのう。
・同じく新キャラの島隊長。まさに救助のスペシャリストゆえに、感情に流されず、時には
冷たい感じすらする。が、やはり熱い。
機長や吉岡救出は、まさ仕事人と言った感じで、これまた渋すぎる。
・機長も346名の乗客の命運を背負い、弱さを押し殺し、勇気をもって胴体着陸を試みる
感情表現がうまく、これまたいい味を出していた。
・陣頭指揮に立つ、下川課長(時任三郎)。冷静だが、信望もあり、頼れる指揮官。
これまた熱い。
各キャラ、魅せ場が有り、とにかく熱い。
乗客を救出すべく、特殊救難隊のみならず、その他の救助隊や支援部隊、指揮官らの
緊迫感そして一体感がうまく描写され、迫力ある映像となり、引込まれる。
強いて欠点を言うなら、環菜(加藤あい)をもっと出せ!!
あと吉岡のラストのあの状況での酸素吸っているシーンくらいだろう。
だが、TOTALでは全く気にならない。
観終わった後の爽快感があり、もう一度見たくなる。
きっとまた観に行くだろう。
ということで評価だが、☆星5つ。
(評価)
☆☆☆☆☆
※★=0.5☆
(基準)
☆☆☆☆☆ かなり面白い もう一度映画館に見に行きたい。 DVDは購入する
☆☆☆☆ なかなか面白い。
☆☆☆ まあまあ。しかし何かが足りない。
☆☆ がっかり。
☆ 話にならん 金返せ!!
興味のある方 お勧めです。
これはいいです。