春のオープン戦も、本日が最後。
怪我人や遠征でベストメンバーとは言えないが、
とはいえ、立正相手に言い訳はできない。
収穫ある試合をして夏合宿に突入してほしいいが・・・。
今朝のサンスポにも載っていたが、釜石の伊藤剛臣さんが後輩の応援に来ていた。
元気そうだし、居るだけでオーラがありますな。
まだまだ釜石で暴れられそうです。
試合前に我々ファンに、釜石をアピールしてくれた。
伊藤選手 20年ぶりの母校のグランドはどんな思いが去来しただろうか?
東芝の笠井さんも、来て応援していた。
偉大な先輩たちの前で、いい試合をして欲しい。
さて、立正A戦だ。
結果は以下の通り。
法政 立正
前半 26 0
後半 26 14
合計 52 14
(得点)
前半:小山T(G○)⇒野々上T(G×)⇒堀T(G○)⇒森谷T(G○)
後半:小山T(G○)⇒森谷T(G○)⇒森谷T(G×)⇒松原T(G○)
法政勝利!!
内容はこんな感じ。
記憶違いはご容赦を。
(前半)
開始から、接点で立正に負けていたので、なかなかターンオーバーできず、
開始8分くらい防戦一方。
タックル弱く、仕留めきれない。
12分:久々立正陣内に入り、左サイドGライン前で法政ボールスクラム。
そこから密集となり、最後は小山選手がねじ込んでトライ。
27分:ほぼセンターでの攻防。立正ノッコンでボールがこぼれると、右サイド 野々上選手が
拾い、一気にカウンター。40mトライ
33分:左サイド5mライン近くでマイボールラインアウト。これを取ると、
モールを組み、最後は堀選手トライ。
36分:ほぼ中央でスクラム。猪村から森谷選手と渡ると、森谷選手の個人技で40mほど
走りトライ。

26-0と得点だけ見ると、いいようにも思えるが、接点では負け、タックルは相変わらず弱い。
得点差の内容が感じられない。
帝京選手ならいざ知らず、立正相手でも一発で止められない。直前で止まるようなタックルや、
一か八かのスカされた大ピンチとなるような飛び込みタックルによるミスが目立つ。
集散も遅く、これがリーグ戦下位のチームだったとしたら通用するだろうか?
何のプレッシャーもかかっていない場面で、つまらんノッコンでピンチになるなど、
集中力を欠いている場面も多い。
同じミスをおかしても、笑顔での馴れ合いとも取れる場面も気になる(真相は分からないが)。
武者主将、大事を取ってか前半でOUT。
堺選手IN。
(後半)
開始早々、猪村選手、タックルから負傷。いきなり暗雲漂う。
顎に入ったようで、裂傷だったようだが、骨には異常がないそうだ。
4分:法政 立正陣内に攻め込み、連続攻撃。
反則から、高橋選手が素早く仕掛けトライ。
14分:タックルミスから抜け出され立正トライ。
18分:法政左に展開。森谷選手が受けると個人技で立正ディフェンスをかわし
トライ。走りに切れがある。
22分:法政陣内22mライン付近 ほぼ中央あたりで、立正ノッコンのように見えたが、
そうではなく、法政セルフジャッジからか、動きが止まると一気に穴を
突かれ、立正にまたしてもトライ献上。2トライとはとられすぎ
27分:法政、右展開から左展開と連続攻撃。最後は森谷選手が左サイドトライ。
今日見せた個人技だけでない組織的なきれいなトライ。久々に見た。
31分:法政 左展開で、松原選手トライ
ノーサイド
相手が立正ではなく、リーグ戦で対戦する相手や対抗戦強豪校を想定すると、
この点差と内容は、厳しさを感じ、素直に喜べない。
接点が弱く、集散も遅い。
タックルが弱く仕留めきれない。タックルミスも多い。
炎のタックラーが多かった時代の伊藤剛臣さんの目には、この弱すぎるタックルがどう映ったか?
今日のトライのほとんどが、いつものモールによるものと、個人技で、
後半27分に見せたものしか組織的なトライはなかった。
BKはまだまだ、強豪相手にトライを取れる展開力を感じない。
つまらないノッコンも多いのは頂けない。
ただマイナスばかりでもない。
・小山選手が、かなり動けていた。キャッチミスなどもあったが、よく走り、
タックルしていた。
ラインアウトで、彼の高さがあるのは頼もしい。
新谷選手とともにこれから調子を上げていくと思われる。
・後半から入った堺選手。存在感十分。
運動量の豊富さは、Aの中でもずば抜けている。
これまでも書いて来たが、一発のタックルでは終わらない。
すぐ起き上がり、2発、3発と繰り出す。
自らも仕掛けたり、抜け出したWTBについて行き、フォローにつくなど
神出鬼没。ついでだが、彼Bでも後半終了近くまでやっていたが運動量落ちない。
体をもっと大きくし、このように動ければ凄いFL
になる気がする。 Aでもやれると思う。
・前島選手 ラインアウトでは、呼吸が合わないとこもあったが、
よく走り、ディフェンスもできていたと思う。
持ち前の突進など派手な場面はみれなかったが、それは夏合宿までとっておこう。
まだまだ成長過程。これからだ。
少し体が大きくなったかな。
・森谷選手。走りにキレがあり、3トライはさすが。体も大きくなったような。
・松原選手 アタックもいいが、タックルがいい。
(法政B)
法政 立正
前半: 10 12
後半: 26 14
合計: 36 26
法政B勝利!!
(得点)
前半:森井T(G×)⇒森井T(G×)
後半:森井T(G○)⇒鈴木T(G○)⇒森岡T(G○)⇒犬飼T(G×)⇒松原T(G×)
(前半)
8分:左サイド、WTBが駆け上がりキック。これを森井選手が飛び込みトライ。
20分:立正陣内Gライン近く。中央やや右寄りにてスクラム。
森井選手 右サイドアタックを仕掛け、立正DFをギリギリかわし、右サイド隅に
トライ。
29分:立正トライ。
35分:立正トライ。法政逆転される。
(後半)
1分:山本選手 中央突破。力強い突破からビックゲインでGラインに迫る。
ここからつなげて森井選手トライ。3トライ目。大活躍。
25分:モールから右サイドを10mほど押しあがり、鈴木選手トライ。
後半最初のほうで、これまで期待されていたが相次ぐ怪我で苦しんでいた犬飼選手が登場。
FBではなく、SOだったが、彼のSO いいかも。
パスは速く正確。キックもいい。飛距離もある。
リハビリが長ったので体力面で課題はあるそうだが、面白い選手が出てきた。
怪我がなければ、秋には面白い選手になるかも。
30分:久々森岡選手のFWとは思えないステップを切った走りをみた。
ポスト下に切れ込んでトライ。
35分:プレッシャーを受けた立正選手がボール処理を誤ると、法政拾い、素早く右展開。
最後は、これまでのうっぷんを晴らすかのように、犬飼選手トライ。ダメ押し。
38分:立正トライ。
40分:もはや法政Bの選手は、納会の焼肉モードなのか?
集中力が切れ、5分で2トライ献上。最後の最後まで、法政らしい詰めの甘い
終わり方だった。
そしてノーサイド。
・先にAでも述べたが、堺選手。Aの半分と、Bの終了近くまで運動量は衰えず活躍。
AB通して法政1の運動量だった、
・森井選手3トライ。攻守で活躍。彼もAで出てた。AでのNO.8争いに参戦したと思う。
・金子選手も、いい球捌だった。ここところAでの荒れた球を見慣れたせいか、
とても優しい球捌で安定していた。
・犬飼選手は、上で述べたとおり。これまで多くの選手の活躍を横目に、黙々とリハビリで
走っている姿を見た。
昨日のC戦でもSOで活躍したそうだが、今日初めてSOを見たが、良かった。
体も恵まれている。
かつて猛練習していた春日丘の主将。期待していたが、ようやく出てきた。
体も恵まれている。勝負はこれからだ。
まずは、1試合戦える体力をつけて、競馬ではないが、夏の上り馬になってほしい。
・吉村選手。運動量があり、攻守で活躍。やはり楽しみな選手の一人。
・川原田選手が徐々に調子を上げていて、だいぶ運動量が出てきた。
ディフェンスもよく、アタックの時の迫力も戻ってきた感じ。
競争が激しいCTBにまた一人加わったと思う。
Bは、よく声が出ていてコミュニケーションが取れていた。ミスしても、済まなそうに
謝るところが、偶然かもしれないが、Aと今日は違っていた。
仲間同士でミスに対し、厳しさがないチームは強くないと思う。
最後にBは、調整中の選手が多いのだが、それを差し引いても、この接戦はダメだな。
課題は多いと思う。
全体的な感想だが、
チームとして組織的なプレーは依然まだまだといった感じ。
しかし、急がないと時間がない。
今の感想だが、メンバーはAもBもない感じで、夏にはリセットとなるだろう。
U20で大活躍した西内選手、金選手が戻ってくる。
怪我のため控えていた夏に賭けている選手も多くいる。
そう考えるとプラスの要素は十分にある。
夏如何に、追い込んだ練習が出来るかにかかっている。
出来れば菅平も見に行きたい。
法政を信じている。
頑張れ 法政!!