本日、法政Gにて、慶応大学とのBC戦が行われた。
結果は以下のとおり。
(法政C)
法政 慶応
前半:24 21
後半:14 29
計 38 50
法政敗北
内容はこんな感じ。
記憶違いはご容赦を。
(前半)
5分:慶応陣内にて慶応にカウンターを喰らい、50m走られトライされる。
G○
10分:法政敵陣Gライン手前にてラインアウトからモールを組み、最後は堺選手トライ。
G○
14分:大政選手、東福岡の2年前の決勝でみせた起死回生の同点トライを思い起こさせる
中央への切り込んでのトライ。 G○
18分:法政、敵陣に攻め込み、5mラインでのラインアウトから、再びモールを組み、
最後は片桐選手がトライ。G×
法政、怒涛の3連続トライ。1年生の奥田、前島、内田選手らがいい。3,4年主体の慶応に十分
通じている。
34分:ここまで慶応の連続攻撃に、法政陣内に釘付けとなる。
しつこいタックルで簡単にはトライさせないところは、ザルディフェンスだった、1,2年前には
なかったが、最後はトライを奪われる。G○
37分:再び慶応、右展開。相手WTBに法政まったくDF対応できてず、楽々トライを献上。
法政逆転される。G○
後半25分過ぎから慶応ペースになり、連続トライを奪われ逆転を許し嫌な雰囲気。
40分 野々上選手、法政陣内から左サイドを駆け上がるとビッグゲイン。相手DFをギリギリまで
引き付け、1枚あまっていた小澤選手へ快心のパス。小澤選手 再逆転トライ。
G×
前半、1,2年生主体で大健闘。奥田選手や前島選手の再三見せる突進は、印象に残る。
また、全体的にしつこいタックルで簡単には得点を許さない。堺選手の、豊富な運動量、1発
のみならず、2発、3発と行くタックルは、実にいい。
(後半)
後半は、メンバーを大きく変更。
半分は交代で、前半見せた奥田、前島選手は交代。
大幅なメンバー変更が試合の流れを変える。
慶応9分、12分、22分、25分と連続トライ。
慶応の怒涛の攻撃というより、後半のメンバー、タックルがまったくNG。
抜かれまくりで、ここ1,2年の法政のザルディフェンスを再生している感じ。
おまけに走れない。
まったく試合になっていない。
後半20分過ぎには、たまらず、奥田、前島選手を再び投入する状況。
多少ゲームは落ち着く。
32分 藤崎選手が、軽快な走りでトライを奪う。後半出てきたメンバーではひときわ目立つ。
アタックだけでなく、厳しいタックルもいい。
35分 慶応 モールからトライ。法政を突き放す。
38分 法政フル出場の堺選手 モールから抜け出しトライ。
そしてノーサイド。
後半は完全にDチーム。慶応には通じない。
それでも期待の1年生 奥田、前島、、内田、堺、藤崎選手と十分通用した。
また、野々上選手も目立っていたな。
・・・・・が、目立つのが下級生というのはいかにも寂しい。
期待していた川原田選手が後半出場したが、もうしばらく調整が必要だ。
まあ、いろいろな選手を試した感じだから、勝負に徹したら勝てた気もする。
(法政B)
法政 慶応
前半: 10 14
後半: 7 12
計 17 26
法政敗北
11分 慶応 法政Gライン手前でモールを押し込みトライ。G○ 慶応先制。
17分 法政 慶応Gライン手間でモールを小山選手が押し込みとトライ。
慶応、FWは強くない。法政のモールに30mほど押し込まれるなど
モールが効果的。
36分 法政 こぼれたボールをキックから一気に慶応陣内になだれ込み、最後は石川選手トライ。
法政逆転。
41分 逆転したのも束の間、慶応に再逆転のトライを奪われる。
そして前半終了。
前半、小山選手の負傷退場が痛かったな。
また、4年生HBの精彩を欠くプレーが気になる。球捌きがいまいち。ミスキック連発。
BKはまったく機能せず、ノッコンなどミス多く、トライがまったく獲れる感じがしない。
展開してもゲインラインを切れないどころか、慶応DFの前に後退している。
(後半)
12分 慶応 左展開から法政タックル甘く、簡単にゲインされトライ。
22分 法政 森井選手の突進から、最後は石川選手トライ。
石川選手の攻守にわたる活躍は素晴らしい。
地道に厳しい練習してきたのが、試合に出ている感じがする。明日はA入りするだろう。
ロス 慶応、残り時間を有効に使い、じっくり攻める。焦る法政。
隙をつかれ、とどめのトライ。
そしてノーサイド。
点差以上に攻められていた。
ラインアウトやモールで核となっていた小山選手の負傷など、不運があったのは残念。
気になるのは、4年生がまったく精細がなし。石川選手が孤軍奮闘の感じ。
全体を通して石川選手以外Aを狙える選手が見当たらないのは、残念でならない。
そしてBK。試合を通じてまったくトライを奪える気がしなかった。
練習不足の気がしたのは小生だけではないだろう。
また、この試合、Cで活躍した前島選手が、Bの後半25分過ぎから再び出てきたが、
わずかな時間でもよく走り、存在感十分。
法政Gライン手前で大ピンチも、ボールを奪うと30m近く突進。PRとは思えない
走りを見せる。今日はBCで大活躍だった。
2連敗。
負け惜しみではないが、いずれも勝てた試合のような気もする。
法政にも希望はある。
今日、コーチに確認したところ、40人が怪我の状態。よってやりくりが大変。
チームを作れる状態になっていないという。
その様な中で、慶応にこれだけやれたというのは、考え方によっては希望が持てる。
そしてコーチの話では、怪我人が多い中で、チャンスが巡って来たCD選手のモチベーションは
高いという。
競争が激しくなれば、怪我人ものんびりとは休んで入られないだろう。
そういう意味では選手の底上げになり、まんざら悪いことばかりではないという。
試合自体、不満はあったが、今後につながるものもあるので、期待しよう。
そして明日は、A戦。
気迫あふれるプレーを見せてほしい。
何とか一矢報いてほしい。
がんばれ 法政!!