キューバの旅はすげえ特殊やった気がする。
今までの自分の旅と比べてな。

世界一周は弾丸ツアーやったし、
東南アジアは知り合いや、ツレがいたし。



そもそも始まりがすげえ。
夜10時過ぎに宿についたら建物の鍵しまってるから
5階くらいの窓に向かって大声でどなるのん。

「アニータ!!(宿のママん)」

って。

思いがけないくらい腹から声をためらいなく出せることに
自分でもビックリしたもんな。

3、4回呼んでたら建物の窓という窓から人の顔覗いて来たり笑
あとあと気づいてんけど、
それの方法がキューバでは普通やねんけど、
そんなん知らんから面食らった。




そんなキューバの始まりやったけども、
2日目に出会った人がすげえ印象に残ってる。

彼女は日本からキューバに3ヶ月語学研修に来たらしい。
旅でよくあるパターンで、その子と次の日一緒にブラブラした。

地図みずに、知らん土地を、
目的地だけ決めて。

「まっすぐ行ったらつくやろ!」

っていいながら。


地球はでべそだ。 - 自由人 篇



目的地の革命広場について近くの芝生でコーラのみながら
ねっころがって色々話してたら、
何かのきっかけで色んな国の人の話とかから
ジェンダーとかの話になって、

オレが、オーストラリアでは結構ゲイとかの人おったし、
友達もバイセクシャルの人おったけど日本ではみないなって。
言ったら

彼女はこう言った。


じゃあ、私が初めてだね。


って。


よく意味分からんくて、「え?」っていうたら
自分はバイセクシャルやって教えてくれた。


そういう人にいっぱい向こうで接したし、抵抗とかはないし、
でもオレさ、なんて言うたらええか分からんくて
普通の顔ぶって、

「ええんちゃう?オレ、そういうのアリやと思う。」


って彼女に向かって口にしてた。

んで言うた瞬間思ってん。





有りとか無しとかそういう問題ちゃうわ。
当の本人からしたら有りとか無しとかじゃなくて、

あんねん。既に、間違いなく。
まぎれもなく、確実に。

有りとか無しとかそんなんオレらが認めるとかの問題で
それはオレらの問題やって気づいた。

彼女達は、他人に認められなくても、認められても、
関係ないねん、そうである事実は変わらん訳でさ。

そう思ったら有りとか無しとか
自分何いうてんねやろって。
しょーもねって。



でもな、このタイミングでそれに気づけて
ホンマよかったと思う。

それこそ革命広場で気づくに相応しいくらいにさ。





ホントなにかを話す力が湧かなかった1ヶ月超。

話したいと思い始めた、というよりも
話し続けないとな、とそう思い始めたと言うたほうがただしいのかな。


はだか色という写真のためにつくった本、
「はだか色 東の東の西」
これを読んだ人が時々感想をくれる。

つい最近、直接は知らない人が直接ではない方法で
感想をくれたのを聞いた。


1年前に栄養障害で娘さんを無くした人が
娘の友達が訪ねて来たときにたまたまその本をどこからか
手にする機会があったらしく、
いろんな想いから、泣きながら見てくれたって。



ホンマ素直に嬉しかった。
それだけ心に届いてくれたことが。


でも、一つ気づいたねん。
誰かを泣かしたいんじゃなかったんやって。
もちろん誰かのためにというよりも自分の為につくったんやけど、


もっと、もっとね、
なんて言ったらいいか分からんけど、



”それでも世界って素敵やね。”



ってそう思ってほしいなって思うん。
いや、さ、本だけじゃなくて。




その時々に思ったことを素直に書いただけやったけど、
やっぱり、そんな風に思って欲しい。

常にそんな角度からアプローチしたい。


そう思うと、届いたことがめちゃくちゃ嬉しい反面、
まだまだやなって思ってん。


オレはさ、
いろんなとこ見て来ても、貧しいとこ、汚いとこ、嫌なことあっても
それでも世界は素敵やと思うのん。

そう思えるのはなんでやろう。
きっと理由はあるはずやけど短くは答えられへん気がする。


それが伝えられる様にもう少し話し続けるべきなんやと
そう思ってん。

今、言葉がうまくでてこないからと話さないことは、
その作業を途中でやめることになる気がするから、
そう思うと話したいな。と思う訳です。


見たことや、思ったことをしばらくそのままアウトプットしようと思う。
それが1つ1つどこかで繋がって、

「それでも、世界は素敵やね。」


って思ってもらえたらな。

そんな訳で、キューバについて話し始めようと思ったんです。




ただいまん。



と、そうキューバから帰って来た日から
もう、随分経ってしまいました。

すっかり暖かくなっちゃったな。


地球はでべそだ。 - 自由人 篇



口にしたいことはたくさんあった。
オーストラリアの次に長い時間を過ごした外国。
キューバで見て来たものにたくさん影響受けた。


でも


でもうまく口にできんかったんです。
自分の中にうずまく衝動を、
うまく言葉っていう網で捕まえきれんかったんです。


地球はでべそだ。 - 自由人 篇



そのうずまきを渦がまくままに
そっとしておいて、
少しずつ、固まって何かになる様を
そんで言葉っていう括りで拾えるようになる様を
少し待ってあげる時間が必要やったらしい。


そういえば、世界一周から帰って来たときも、
随分時間がかかった気がする。


キューバの話をしてよ。
カリブの話をしてよ。
ねえ。ねえ。


そんな風に言われてカリブの話をしていたけど
どこかなんとなく紐づいていない話ばかりで
言いたいこととは違う、表面的なことバッカリ、
聞かれる度に答えてた気がする。


伝えたいことはいっぱいあるのだけど
なんにも、言葉が自分の中からでてこないんです。

普段から、集めた言葉が出てこないことは
ほとんどないはずなんやけど、
旅の後しばらくはなんにも出てこないことに気づいた。


地球はでべそだ。 - 自由人 篇



でもやっと、少しずつ真ん中が語ろうとし始めてる変化を
昨日から感じ始めてる。

ぼく以外のぼくが
語りたいと思うまで、待ってあげる必要があったんです。
きっと必要なプロセスだったんやろう。


そんで、そろそろそな気がする。

そろそろカリブについて少しずつ、
話し始める頃なんやろう、と思う。


ただいまん。

昨日の夜無事、1ヶ月のカリブから帰ってきました。
経済的な事情からキューバオンリーになったけど!:P

今回の旅は、のんびりしてて興奮まみれで時々しんみりしてる。

しみじみ分かったんは、芸術のパワーと海の青さ。
気づかされたのはテナーサックスがめちゃくちゃかっこいいこと。


いろんなこと、最初からホンマ最後まで考えることいっぱいの
事件発生しまくりの、
めちゃくちゃすっげー良い出会いありまくりの、

そんな旅でした。





とり急ぎまして、






ただいまん。

hello again, world.



目を覚まして、家を出るまでの時間てめっちゃ大事にしたい。
つまり朝が好き。


目を覚まして、
好きな音楽をかけて、少しずつ細胞を目覚めさせて行く。
自分の意識とは別なところにある何かに1日の準備をさせてあげる。

少しも急いではいけない。


そうしてベッドから出て冷たい水に触れて、
コーヒーの匂いを嗅ぎながら。

5感に少しずつ1日の始まりを教えてあげる。


そんな風にしてゆっくりと1日を組み立てる。
少しも急がずに。



今日もイイ1日が過ごせそうだと、その何かがこっそり教えてくれる。


さて、ちょこっと簿記試験にでも行ってきます。






どうやらぼくは、何にも用意をしていないまま、
明日、カリブ海に経ちそうです。


世界一周中みたいにブログでも書きながらと思っていたけども、
どうやらインターネットにありつくのは大変そうなのでやめます。

Goodbye rest of the world.
残りの世界さん、またね。



カリブさん、こんにちは。