1週間近く前の朝日新聞に「社員の奨学金を会社が返還」という記事が載っていました。

 

奨学金の返済が大学卒業後も延々と続き、社会人になっても大きな負担になると思い、返済不要ではない貸与型の奨学金を利用することには半信半疑だったアンにとっては、少しだけほっとする記事でした。

「奨学金返還支援制度」を始めた企業は当初の65社から、今年度は7月時点で、972社、2057人に増えているといいます。

 

上記の制度は大学や専門学校の担当者から「これ、いいですよね」と言われるそうですが、その通りだと思います。

さらに多くの企業がこの制度を取り入れ、経済的な困難を抱え、その中で勉強に励んできた学生が、将来的に希望のもてる社会になってほしいものです。

 

数年前に、アメリカで、貧しかった大学生が、後に成功して、母校の大学生の卒業祝いに全員の奨学金を肩代わりし、学生を大喜びさせるという記事を読んだことがありますが、その時はある種の感動を覚えました。

 

日本のお金持ちも、自分の利益だけ求めるのではなく、もっともっと若者をサポートすることにお金を使ってほしいと思います。

 

なお、奨学金について知りたい方は

JASSO(日本学生支援機構)のホームページ https://www.jasso.go.jp/about/toiawase/index.html)をチェックしてみてください。