東京都では新型コロナウィルス感染症の新規感染者数が1日200人を超える事態になっています。残念ながら、この新型コロナウィルスは非常に厄介なウィルスのようで、現在開発中のワクチンが広く摂取されることにならない限り、第二波、第三波という感染爆発の恐れに怯えながら我々は過ごしていかなければならないでしょう。

私が所属している勤務先でも、在宅勤務を継続しています。おそらく、ワクチンの開発はイギリスのオックスフォード大学とアストラゼネカの共同研究が先行しており、10月ごろにはワクチンとしてのディストリビューションが始まる可能性が高いようです。

他方で残念ながら日本政府は非常に行動が遅く日本政府が考えている日本国内での使用の想定時期は来年の4月頃とされています。このような状況下においては、現在の自粛を前提とした生活様式が来年の3月までは継続されることになるでしょう。

私はこの未知のウィルスに対して我々人間はもっと謙虚に、未知の脅威であることを自覚し、ワクチンという最大の武器が手に入るまでは徹底して、マスクと手洗い・うがい、アルコール消毒をし、密な場所での外食を避けて過ごす生活をしなければならないと考えています。

このコロナウイルスは人間の奢りに漬け込んで感染力を維持している極めて厄介なウイルスです。我々は決してこの未知のウィルスの脅威を過小評価することなく徹底的に感染予防をして自分自身や家族そして友人をしっかりと守っていかなければならないでしょう。

アメリカやブラジルなど、欧米、ラテンアメリカで広がっているのは、人間の奢りにあると私は思っています。特にアメリカは、リベラルも保守もどちらのグループも奢りに満ちています。リベラル派はコロナウィルスの感染爆発の真っ只中であるにもかかわらず、物理的なプロテストと言うデモ行為をし、大声で叫んで感染を広げました。大義名分がなんであれ、極めて無責任な行為です。

他方で、保守もコロナウイルスを風邪のように過小評価し、マスクは弱々しい象徴だと極めて馬鹿げた主張をし、マスクをしない自由という傲り高ぶったことを主張しています。まさにアメリカは、ウイルスの思う壺です。このような状況では、ウィルスが収まることはしばらくないと思わざるを得ません。


このようにしばらくは明るい経済活動は見通せないことを前提に、我々はできることをしなければならないと思っています。私の場合、法務部にいるので、更に法務として貢献するため、本格的に業務に関係する国家資格の勉強をする事にしました。実務上、必ずしも資格は必要ありませんが資格合格を自己研鑽の一つも目安にしたいと思います。