寒風の中、到着した新座鞍馬さん〜玄関で靴を脱いで左手
の座敷へ。
6人がけのテーブル席2卓と同じく6人がけの座卓が3卓?
4卓? 小生は座卓に着く。
提供する蕎麦は3種類、これにそばがき〜
実にシンプルというか、潔いメニューだ。
釜揚げのスタイルでも頂ける。
蕎麦三昧は〜さらしな、もり、粗挽きと
「粗挽き」を「玄挽き」に替えた2種類だ。
まずは、ビールと
冷酒を所望。お酒はひといろで
花菱(埼玉県加須市)の純米吟醸の本生。
アテもシンプルで、焼き味噌と天ぷら
のみ。小生は焼き味噌を所望。
花菱は口当たりの優しい、酸味、旨みが
バランスよく整っている美味しいお酒〜
焼き味噌で美味しさが一層引き出され
美味い!
さて、これは店の名刺に掲げられている
蕎麦畑の写真だ。
地蕎麦を謳うこの店〜地元の埼玉県
新座市あたごで自家栽培した玄ソバや
三芳町産の玄ソバを自家製粉、十割で打っ
たもの。
蕎麦前ですっかりいい気持ちになった
頃合いに、蕎麦三昧を「粗挽き」で頼んだ。
最初に出てきたのは「さらしな」〜
美しく仕上がっている。
コシもよく美味い😋
続いては、もり(十割)だ。
まずはそのまま〜
あれ? 香りが〜
喉越しはいいが、いつもより
コシがいまいちだったから、
少し茹で時間が長かったせいか?
こんなことでも、微妙な蕎麦ので香は
飛んでしまいがちだ。
さて、最後は粗挽き〜
粗挽きは〜もりより風味が強いはずなの
だが〜
ふうむ、鼻腔を刺激する蕎麦の香り!
確かにかおるが、いつもと比べると
弱いようだ。
汁もいいし、喉越しはいいのだが〜
インフルエンザの後遺症で長らく
効かなかった嗅覚も戻っているとの
自覚ではあるが、 ここに来て花粉の影響で
鼻水が出たりしていたから、その影響だろうか?
気持ちのいい店内で、気持ちのいい接客
を受け、蕎麦前から一定のレベルを保って
いる蕎麦三種類を楽しませて頂いたが、
いまいち納得できなかった。こんな筈はない。
日を改めて再訪してみよう。