稽古日記 【Skill with only right arm】 | 闘狼荘日記

闘狼荘日記

乾坤を其侭庭に見る時は 我は天地の外にこそ住め

二月二日(土)気温高し汗ばむ

1000時~1200時 支部道場にて居合稽古
3月の北九州大会の指定技は、制定の三本目・六本目・七本目との事。
古流は良いとして、指定技は苦手なものばかりで憂鬱。
制定居合は技術的解釈が千変万化する傾向を感じるが、此れはトップの意向?も関係するのだろうか?
トップが交替すれば経営方針等が大きくは変わらずとも何かしら変化する一企業のようでもあり、其の変化の波に翻弄される下々の者も都度困惑となるけれども、其れは其れと受け入れ忍ぶ事こそ武道の肝要と思いたい。
有為転変、諸行無常、生物や物質や事象も含め宇宙の万物と万事は常に変化し続けている。
分子レベルの変化に着眼したアドルフ・シェーンハイマーの「動的平衡論」に於ける分子の変化速度に比べれば、人の世の変化速度など大した事は無いのだ。
諸行無常、そう思いたいけれども・・・・件の指定技の解釈も数年前に変わった際の修正に一苦労した記憶が蘇り、此れまた憂鬱となる自分は、やはり小者也。
さてさて・・・定寸刀を使うか、長寸刀を使うか、未だに迷う。

1200時~1500時 合気稽古
師匠は技の名を余り教えてくれない・・・
師曰く技名よりも先ず体裁きを覚えよとの事。

先週も稽古した内容であるが、負傷等で片手が使えなくなった事を想定した捌きの研究は何度やっても非常に面白い。
長寸の武器、短寸の武器、或いは打撃技による攻撃を想定すればするほど諸行無常ならぬ諸業無常也(笑)





1600時~1730時 客先へ見積もり持参し商談

1830時~2000時 本部道場にて居合稽古

2000時~2130時 引き続き本部道場にて剣術稽古
一刀勢法、小太刀勢法、二刀勢法他。
特に太刀合棒勢法を重点的に稽古。
棒を操る感覚は木刀と大きく異なるので、頭を切り替えようとするも頭と身体がバラバラになり難しい。
昨年正月の姉さんの演武を見ながらイメージトレーニングするべし。