【自作音楽】「フィンランド風ポルカ」「キジバトの鳴き声」(ピアノ曲自作自演) | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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フィンランド風ポルカ(簡易短縮版)

Suomalainen polkka, Simple version

Finnish Polka

作曲:2011年9月23日

簡易版編曲:2020年2月

収録:2020年2月18日

 

 

2020年に入ってから、本格的にピアノをやろうと思っていまして、

少しずつ練習して腕を磨いております。

 

私は子どもの頃、ピアノを習っていたのですけど、

途中で投げ出してしまい、結局は身につかず。

 

でも、そのお蔭か簡単な楽譜(ハ長調とかニ長調とか)は読めます。

 

バイエルとか無いかなと思って書店でピアノの練習本を探してみた所、

幾つかあるのを確認したのですが、とりあえず、

「かんたんピアノの弾き方」(三舩優子:成美堂出版)

を購入。

かなり役に立ちました。有難うございます!!

 

「フィンランド風ポルカ」の収録は、

それから1ヶ月も経過していないのです。

ADHDによくある、

早く結果を出したがる悪い癖のお蔭もあると思います。

 

本当は、もっと複雑且つ長い曲なのですけど、自信が無いので、

自分にも弾ける様に「簡易版」を作って弾いたわけです。

 

これまた「ADHDあるある」なのですけど、

演奏の細かいミスは、どんなに慣れても出てきます。

なので、ピアニストになれる自信はありません。

作品の発表となると、収録したものを出す形となるでしょうね。

収録の時も何度も録り直しました。

 

元々は、オーケストラ版を作ろうとしていたのですが、

伴奏作りにてこずり中断。

自作曲を作る時、

伴奏作りが上手く行かず暫く中断する事はよくあります。

 

私は今まで幾つか作曲をしてきて、

YouTubeにも上げたりしていますが、

ピアノが弾けなかったので、PCの作曲ソフトに頼っていました。

(だから、オーケストラ版を作れたわけです)

 

でも今後は、ピアノの腕を磨いて、

自作を自分の手で演奏できる様に頑張ろうと思います!!

 

では何故「フィンランド風ポルカ」なのか?

何か、雰囲気が似ていると思ったからです。

 

イエヴァのポルカ

Ievan Polkka

 

サッキヤルヴィのポルカ

Säkkijärven Polkka

 

また、自作の「フィンランド風ポルカ」は、

如何にもどこかで聴いた事がある様な、

皆が知っていそうなメロディというイメージなのですけど、

原曲が何なのかよく分からないのです。

 

なので、

どこかで聴いた曲シリーズ

The Merody I heard somewhere, series

The rings a bell somewhere merody(music) series

の一つに入れています。

 

「どこかで聴いた曲シリーズ」とは何なのか?

 

私は15歳の頃から、時々、

メロディが頭に浮かんで来る様になりました。

 

でも、それらのメロディは大抵、どこかで聴いた事がある様な、

馴染み深そうな旋律ばかりです。

 

しかし、調べてみても、

何と言う曲なのか一向に分からないものが多い。

 

でも、下手に発表すると、著作権侵害で訴えられるかも?

と訴訟を恐れていました。

 

そこで、

「この曲を知っている方は何という曲なのか教えて戴けませんか?」

というコンセプトのシリーズを創案。

 

それが「どこかで聴いた曲シリーズ」です。

以前は、「お尋ね者」に引っ掛けて、

「お尋ね曲シリーズ」という名前でした。

 

つまり「どこかで聴いた曲シリーズ」とは、

音楽のデジャヴュ(既聴感)

をテーマにしたシリーズなのです!!

ただ、あくまで主観に基づいているため、

意見は分かれると思います。

 

その記念すべき第1番を形にしているので、

お聴きくださると嬉しいです。

 

どこかで聴いた曲第1番

The Merody I heard somewhere, series No. 1

作曲:1988年2月

ピアノと管弦楽版編曲:1997年

 

ついでにこちらも…。

メロディが可愛らしく気に入っています。

ネズミくんも可愛い?

どこかで聴いた癒し系メロディ

The rings a bell somewhere kind merody

作曲年:2002~2012年

1980年代辺りのPOPSにありそうな、特に、

松田聖子とかその辺りが歌ってそうな感じ?

「菊次郎の夏」(久石譲)っぽくもある?

だけど分からない謎の曲。

伴奏作りにてこずって完成まで10年掛かりました。

 

フィンランド風子守唄

Suomalainen kehtolaulu
も1995年に脳内作曲しているので、

こちらもいずれ形にできればと思います。

エルッキ・メラルティンの

交響曲第5番「シンフォニア・ブレウィス」第3楽章や、

アルマス・ヤルネフェルトの「子守唄」らの影響で、

子守唄風の楽想が浮かんできました。

 

頭の中にあるものの、伴奏作りが上手く行かず、

集中力も続かないので、

脳内で作曲したまま形に出来ていない作品がかなりあります。

 

一つでも多く形にしたいです。

 

それから、オマケでこんなのも…。

 

キジバトの鳴き声をピアノで表現

Oriental Turtle Dove's cry for piano

作曲:2001年

修正(編曲):2020年

収録:2020年3月12日

 

 

アイデアは19年前ですけど、いい加減無理して形にしました。

 

キジバトの鳴き声って、音調が微妙過ぎて、

全音と半音の中間の音(微分音ですか?)とか使ってそうで、

完全な再現って無理でしょうけれど、

取り敢えず近いものが作れたら…。

 

でも、折角形にしても、大して面白くありません。

一発ネタみたいなものです。

 

取り敢えずこういうのやりました、という。

 

録音技術に慣れていないため、音が小さ過ぎてしまい、

申し訳ありません。

Twitterに出したものは多少大きく聴こえるかも?

 

楽譜は、実際のキジバトの鳴き方に従っています。

1小節目は鳴き始めの声(中途半端な声で鳴き始める)。

2小節目は同じフレーズを何回か繰り返します。

3小節目は、鳴き終わりの終止音。

 

キジバトの鳴声って、如何にも複数でハモっているイメージです。

子どもの頃、複数でハモっているのだと誤解していました。

というか、近所の女子学生が

朝っぱらからコーラスしているのだと誤解していました(何でだよ)。

 

ちなみに、

ツクツクボウシの鳴声をピアノで表現

The buzz of Meimuna opalifera for piano

のアイデアも同時期に思いついていますが、

こちらは難易度が高いため手ごわいです。

 

ピアニスターHIROSHIさん辺りが如何にもやりそうですが。

 

あと、たった今知ったのですけど、

Wikipediaにキジバトの鳴声を楽譜にしたものが出ていました。

私の採譜との違いを見比べてみるのもいいかも。

キジバト - Wikipedia

 

そんなわけで、

音楽の方の活動ももっと比重を掛けたいと思います。

 

それと「あの日」からもう9年ですか…。

早いものです。

身内に被災者がいるというのもありますが、

人間はどう生きるべきか、とか、色々考えてしまいます。

 

【追記:2020/1/17】

取り上げようと思ってうっかり忘れていたネタがありました。

鳥の鳴声を音楽に応用した他の例についてです。

 

「カッコウ」の鳴声を用いた曲が、確か、

私の知る限りでは3つありました。

 

かっこう(ドイツ民謡)

かっこうワルツ(ユーハン・エマヌエル・ヨナーソン)

静かな湖畔(作曲者不詳、作詞:山北多喜彦)

 

ドイツ民謡の「かっこう」は、

「かっこうかっこう森からよぶ声」

(Kuckuck Kuckuck ruft's aus dem Wald)

が正式名称らしい。

「民謡」というか「童謡」ですね。

 

「静かな湖畔」は、元ネタが、

スイスのドイツ語民謡「Auf der Mauer, auf der Lauer」

(壁の上に、見張り台の上に)とも、

アメリカの童謡「Itsy Bitsy Spider」(ちっちゃなクモ)とも言われ、

よく分かっていないそうです。

 

ちなみに、カッコウはドイツ語で「Kuckuck」、

英語で「Common Cuckoo」という風に、

鳴声を基に名前を付けているのが面白いです。

 

でも「托卵」という汚いやり方で育てて貰うのが嫌らしいですよね。

 

それから、ベートーヴェンの交響曲第5番の冒頭の有名なフレーズ、

「ジャジャジャジャーン」について、弟子のカール・チェルニーは、

「キアオジのさえずりがヒント」(Wikipedia)だとの事です。

 

 

なるほど、と思いました。

私は、キジバトの鳴声を、あくまで、

出来るだけピアノで忠実に再現しようと試みましたが、

音楽作品に応用するというのもいいかも知れません。