制作:イルムーン(iRMUUN, Ирмүүн)
http://www.youtube.com/watch?v=EjcYvnSe2yE
以前、『ディンザ』(Динза)という
恐竜の子が主人公のアニメを紹介しましたが、
恐らく、漫画本の販促用プロモーションビデオではないかと思いました。
何故なら、歌のアニメしか作られていないから。
で、今回紹介するアニメも、状況が似ているため、
それを目的としたものではないか思います。
ディンザを弊ブログで紹介したのは2010年ですけど、
その頃既に、今回紹介するアニメの存在も知っていました。
女の子の方が、ツォンドーロイで、
ヤギの方が、ツンデーレイの様ですね。
特徴としては、
ヤギが下着の様な桃色の水玉パンツを穿いているところ。
妙な無理矢理感というか、違和感を感じました。
それが何だか微笑ましい。
それから、歌を歌っている歌手が、アニメの中に出て来ます。
歌を歌っているのは、
ドーチン・バヤルツェツェグ(Дуучин Баярцэцэг)
というモンゴルの女性歌手です。
良い歌声ですね。
テレサ・テンみたいな?
(追記:「ドーチン」というのは、「歌手」という意味だそうです。
つまり「歌手のドーチン」という意味。
モンゴルの方から直に教えていただきました)
日本語(カタカナ)で検索しても出てこないので、
日本では知られていないのでしょう。
ミュージカルかどうかは不明ですが、舞台作品にもなっています。
そして、ディンザと共演しています。
(すいません、言葉が分からないので)
“Динза Цондоолойг аварсан нь” театрчилсан жүжиг
Цондоолой Динза нар хамгийн олон үзэгчтэй тоглолт болов - Нүүр - Inet.mn
話は変わって、ディンザのアニメに付けられた歌を歌っているのは、
モハニク(Моханик)というモンゴルのロックグループですけど、
以前紹介した当時はやはり、日本語での検索では出てきませんでした。
後に、モハニクをとりあげた日本語頁が出てきました。これです↓
アーチストたちが参加した「緑の夕べ」(Mongol OnLine)
アーチストたちが参加した「緑の夕べ」 - Mongol OnLine
『ボダグチン』(Будагчин)という、ハガンフィルム(Khagan films)
が制作したモハニク主演のミュージックビデオが、
2011年度モンゴル音楽映像大賞
(Mongolian Music Video Awards 2011)
の最優秀賞を受賞したとか。
http://www.youtube.com/watch?v=1WUHa6CZ3g8
http://www.youtube.com/watch?v=Ue-3Kk9Wec4
私が紹介するよりも半年も早く
ディンザを紹介している日本語頁があります。
もんごるレポート:日本について興味を持っていること
モンゴル人文大学 日本語通訳翻訳学科 3年
ツォーフー・アヌマラル
(板橋区)
もんごるレポート:日本について興味を持っていること | 板橋区
今回紹介するアニメも紹介しているのですが、
「ツォンドーロイとシュンデーレイ」という風に
「ツ」ではなく「シュ」になっています。
これはどういう事でしょうか?
完全なローマ字読みではなく、
一部、表記どおりに書かない規則でもあるのでしょうか?
それとも、単純にカタカナの表記間違い?
モンゴル語に詳しい方、教えていただけると大変嬉しく思いますが。
ナショジオキッズ(National Geographic Kids)
の公式モンゴル語サイトには、
「ツォンドーロイ・・・」と「ディンザ」が出ています。
塗り絵ですか?
http://www.kids.nationalgeographic.mn/mod-31/i-308/
【関連エントリー】
ディンザ(Динза)
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10612591812.html
スーホの白い馬(Сүхийн цагаан морь)アニメ版