ダメなキツネ
アルメニア語題名:Անբան աղվեսը
露語題名:Лис, который ничего не умел
英語題名:Fox, who could'n do anything
脚本(Սցենարի հեղինակ):G・タリャン(Գ. Տալյան, G. Taljan)
監督(Ռեժիսոր):ロベルト・サハキャンツ(Ռոբերտ Սահակյանց)
スタジオ(Ստուդիո):アルメニア映画(アルメンフィルム)(Հայֆիլմ)
http://sahakyants.com/index-1.html
History of Armenian Animation - reAnimania
このアニメーションは、資料としては前から知っていました。
その時は、映像そのものは動画サイトに出ていなくて
見られなかったんですけど、
最近やっとYouYubeに出てきたので、ブログでの紹介となりました。
まず、絵柄が印象的。
懐かし系というか、
藤子不二雄辺りが好きな人におススメの画風ですけど、
アルメニアを代表するアニメーション作家のサハキャンツの絵柄です。
以前当ブログで紹介した『キツネの本』(Աղվեսագիրք, 1975)に、
如何にも1970年代的な雰囲気が似ているかも知れません。
作られた時期がほぼ一緒ですし。
サイケな感じや、写真のコラージュがいいですね!!
特に、トリッキーな内容が見所です!!
【粗筋】
何をやってもダメな狐が、人の迷惑顧みない行動のため、
兎と喧嘩になってしまう。
そこで、そのウサギを騙してやっつけるために、
兎の女の子の像を作ろうとするが・・・。
まあ、悪い事が目的だったとはいえ、必死になれば、本気になれば、
出来るものなんだなあという、
一種の教訓を表したアニメーションなんでしょうかね?
あ、そうそう、
日本を意識した場面が出てくるんですよ!!
ちょっと勘違い入ってますが。
日本語(というか、漢字ですけど)も出てきます!!
ウサギが空手でキツネに反撃しようとする場面です。
でも、「日本専売公社」って、適当だな・・・。
ゴッホが油絵で浮世絵を模写した時、
意味分からないで適当な日本語を書いたわけですけど、
それに似ているというか。
意味分からないで間抜けな日本語を刺青した外人とか、
間抜けな日本語のTシャツ着ている外人とかもいますね。
(話が脱線しました)