クラープ(Klaabu, 1978)エストニアのアニメーション | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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クラープ(Klaabu)1978

 

監督(Režissöör)

脚本(Stsenarist)

デザイン(Kujundaja)

アヴォ・パイスティック(Avo Paistik)

 

スタジオ(Stuudio)

タリンフィルム(Tallinnfilm)

 

【資料】

Klaabu (1978) - IMDb

Klaabu – Vikipeedia

 

 

謎と不思議に満ちた卵の様な妖精?の冒険。

ハウスの『たまごめん』のマスコットや、

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玉川カルテットの『アンアン小唄』に乗せて卵たちが動き回る

『ひらけ!ポンキッキ』でやっていたクレイアニメや、

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『キンダーサプライズ』(Kinder Surprise)のマスコットや、

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以前当ブログで紹介したメキシコのアニメーション

『ウエボカートゥーン』(Huevo Cartoon)等を思い出しますが、

YouTube

謎の卵が孵化して何が出てくるかと思いきや、

卵が出てきたという(笑)。

というか、誕生の仕方が曖昧というかよく分からない。

そのわけの分からなさがいいというか。

 

エストニアのアニメーションは、

バルト三国の中では唯一日本でまともに注目されていて、

mixiのコミュニティも作られているうえに、

つい最近もラピュタ阿佐ヶ谷で

エストニアアニメーションの上映も行われました。

プリート・パルン(Priit Pärn)等といった世界的に認められた

アニメーション作家がいたりしているからでしょうね。

 

[Paistik]は実は、

”パイスティーク”という綴りで既に日本で紹介されていました。

プリート・パルン以前のエストニアアニメーション界の巨匠だそうで。

『ジャンプ』(Hüpe, 1985)という短編アニメが、

『蘇るアニメ伝説』というタイトルの上映会で

『高知県立美術館』にて2000年に

甦るアニメ伝説|イベント|高知県立美術館

『ソビエトアニメ劇場』というタイトルの上映会で

『吉祥寺バウスシアター』にて2008年に

バウスシアターで「ソビエトアニメ劇場」-「ミトン」など30作品を上映 - 吉祥寺経済新聞

上映されたとのこと。

 

やはりというか、

独特のセンスがキラリと光っています。

後述する続編もそうですが、

この幻想的創造力には敬服します。

 

「Klaabu」で画像検索してみたところ、

ソーセージや卵等の商品に起用されていたり、

絵本や人形劇、着ぐるみ等にもなっていて、

更に、個人で制作したと思われるクラープの描かれたケーキとか

子供が描いたと思われるクラープのイラスト等も出てきました。

今でもこのキャラクターは人気なんでしょうか?

オーディオブックなんかは2010年ですし。

 

絵本『クラープとニッピと魚のアハネ』(ペリオーティカ)1991

Klaabu, Nipi ja Ahne Kala(Perioodika)↓

Klaabu, Nipi ja ahne kala by Avo Paistik - Goodreads

 

オーディオブック『クラープ』(ヌック)2010

Klaabu, heliraamat(Nuku)↓

朗読(Loeb):

ヤークップ・クレーム(Jaagup Kreem)

音楽(Muusika)サウンドデザイン(Helikujunduse):

ティート・キッカス(Tiit Kikas)

ヤークップ・クレーム(Jaagup Kreem)

Klaabu - E-pood - Pedrobeat

Klaabu CD

 

クラープ・ソーセージ(タッレク)Klaabu viiner(Tallegg)↓

Tallegg tõi turule innovaatilise lihaviineri - Tallegg

 

クラープ・エッグ(タッレク)Klaabu munad(Tallegg)↓

Klaabu-munadega saab mängida | Õhtuleht

 

クラープには続編があります↓

・クラープとニッピと魚のティケ(1979年)

Klaabu, Nipi ja Tige Kala

・宇宙のクラープ(1981年)

Klaabu Kosmoses

これらも後日紹介すると思います。

 

 

 

【表記修正】

クラーブ → クラープ

ペリオーディカ → ペリオーティカ

ヤーグップ → ヤークップ

タレグ → タレク

ティゲ → ティケ

パイスティク → パイスティック

クラープとニピと魚のアハネ → クラープとニッピと魚のアハネ

ヌク → ヌック

ティート・キカス → ティート・キッカス

タレク → タッレク

クラープとニピと魚のティケ → クラープとニッピと魚のティケ

 

【追記:2021/3/8】

クラーブ → クラープ

画像全18枚中13、14枚目以外追加

画像13枚目は差し替え

 

Wikiによると、

子ども向け雑誌「ちいさな星」(Täheke)の依頼により誕生。

 

2010年には、

アンドレス・ローシレヘト(Andres Roosileht)が人形劇化した上、

クラープ幼稚園(Klaabu lasteaed)も開園したとか。

 

«Klaabu» – elamus nii suurtele kui ka väikestele - Kultuur

 

地元で永く愛されていますねェ~!!

 

最後に、

mixiの無名アニメのコミュで保存していた画像を

ここに出します。

画像引用元は既にリンク切れとなっています。