このブログ記事を、全国の大学受験生とその親御様へ捧げます。
ついに、受験が目の前に迫ってきた受験生へ。
いまきっと、すごい心理状態だと思います。
これまでには一度も感じたことのない、言葉では説明できようのない恐怖と、
今までの自分への自己嫌悪であったり、
はたまた自分を信じようと必死になってみたり、
それから、ほんの少しの希望が混じったような、そんな感じ。
私が伝えたいのは、その心理状態を、ぜひ楽しんでほしい。
だって、そんな複雑で、いろんな感情が混ざって混ざって、
自分を内側からぎゅーってひねってしまうような
そんな気持ちって、今後なかなか味わうことができないって思うんです。
それから、その心理状態に安心してほしいです。
だってその気持ちは、そんなにたくさんの負の感情が入り混じっているけれど、
でもその中心には、必ず希望とワクワクがいるはずだから。
最後に、その心理状態を誇りに思ってほしい。
だって、そんな気持ちになるくらい、受験というものに命をかけてるんだから。
そこまでできること自体、ほんとにほんとにすごいことなんだから。
思い出してほしい。なんで受験生をしているのか。
自分に今一度問うてほしい。自分はどうなりたいのか。
例えば医学部受験生だったら、
なんで自分は医学部目指しているんだっけって、
そんな風に、勉強をしているうちに自分のことが、自分の夢が分からなくなってる人もいるでしょう。
医学部に限らず、その大学に行きたいのに、
そこまで必死になるような理由が見つけられない人もいるでしょう。
私もそうでした。
受験勉強をし続けるうちに、自分はどうしてこんな厳しい道のりを選んだんだろうって。
医学部になんで入りたいんだっけ。なんで私は医師になりたいんだっけ。
何もかもが分からなくなってしまったことが、何度も何度もありました。
けれど、受験が近づいてきたとき、私は逆に、何もかもがどうでもよくなっていました。
難しいことは受かってから考えたらいいじゃないか。
今一度、受験生に問いたい。
いま、一番大きな感情はなにか。
いま、自分はなにをしたいのか。受験生としてどうしたいのか。何を目指しているのか。
医者になるなんていうのは、もっと先の話であって、そりゃあ医学部に入らなきゃ医者にはなれない。
けど私は、もうそんなことさえどうでもよくて、ただただ私の中にあったのは、一つの目標だけ。
ずっと変わらない、何が起こっても変わらない気持ちだけ。
みんなもそうだと思う。
いま、心の奥底に、はたまた表面に、脳のすべてを覆っているのは、
ただただ、
合格したい。
という目標だけ。
難しいことはどうでもいい。私は受験に合格したかった。
ただただ合格したい。合格したい、合格したい。
大学に入ってからどうしたいだなんて、この際なんでもいい。
私は、絶対に医学部に合格してやる。
この気持ちだけは変わらなかったから。
だから、この際すべて考えるのをやめて、合格したいって気持ちだけ、残して。
ただただ勝ちたい。その気持ちさえあればいいから。
それで、あとは受験に挑むだけ。
不合格になりたいだなんて思ったことある人はいないはず。
そんな自分を信じてほしい。
以下にする話は、上でした話とは少し矛盾するんだけど、今の私が書きたいことだから、今は信じなくても、絶対後で分かるから、 だから読んでほしいです。
大学受験って、結果がすべてだってよく言われます。
私もそう思う。
合格したもん勝ち。
受験全般そう。
でも本当にそうでしょうか？
大学受験によって、いい大学に行くほど未来は広がる。選択肢は増えるっていいます。
本当にそうでしょうか？
私、思うんです。
いい大学に入ってしまうからこそ、視野が狭くなること、未来が限定してしまうこともあるじゃないか、と。
いいですか、みなさん。
かつて受験生だった私からただ一言、アドバイスがあります。
受験に落ちてもいいです。志望校に落ちてもいいです。失敗してもいいんです。
過去に受験生だった私から言わせてもらうと、
受験生って、すんごいすんごい視野が狭くなっていたりして。
この大学に合格しなきゃ、この学部に合格しなきゃ未来はないだなんて思っちゃったりして。
私は、まだ大学１年生です。
大学卒業どころか、私は１年もまだこの大学に通ってもいません。
私のいま通っている大学は、私の第一志望でも、第二志望でも、第三志望でも、第四志望でもありませんでした。
かつては。
それでも、縁あってこの大学に入った私が今思うのは、
この大学に入学できて本当によかった、ということ。
そう思えるのは、ただ私の運が良かったからだけかもしれない。
もちろん、志望校に落ちたとはいえ医学部に入れたからこそ、言えることなのかもしれない。
けど私は、思います。
全力でぶつかり、勝とう勝とうと足掻いた人には、絶対に未来はあるんです。
合格が全てではない。
志望校に通えたことが全てではない。
もっともっとその先を見据えて。
失敗してもいい。希望の結果にならなくてもいい。
でも、最後の最後まで諦めず、あがき続けてほしい。
さぁ、もう勝負の時は間近に来ています。
全部全部かっさらって、自分は物語の主人公なんだくらいに胸を張って、
うおぉぉーーーって、受験会場を制してしまうようなそんなオーラをまとって、
ギラギラした目で、睨むような、その先を見据えるような、希望しか宿っていないようなそんな目で周りを見渡して。
心の中で叫ぼう。
合格！合格！合格！
合格する！してやる！
絶対に合格してやる！
こんな強い気持ちは、受験の時はもちろん、今後もこれからもずっとずっとずーーっと、自分を助けてくれるから。
全国の受験生の親御様、受験生を支えてくれてありがとう。
全国の受験生のペットたち、受験生に癒しを提供してくれてありがとう。
全国の受験生たち、応援してくれる全ての人に感謝をして、胸を張って戦ってこい！
最後に一言。
最後の最後まで諦めるな。
全てを出し切れ。
試験時間終了まで足掻き続けろ！
ふぅ。
