今年の夏に、中学２年生の長女が出場した吹奏楽コンクールのBlu-rayが届いたので、家族で鑑賞しました。

こちらのBlu-rayは、その日の地区大会の金賞受賞団体のみを収録した特別版。

娘の中学はめでたく金賞を受賞することができ、せっかくなのでこちらのBlu-rayを購入しました。ただ、金賞を受賞した５校のうち、県大会へ行けたのは３校で、娘の中学は惜しくも４位だったとの事。とても悔しがっていました。

さすが金賞受賞団体だけあって、どの中学校もとても上手な演奏でした。でも、県大会へ進んだ学校は、やはり上手いな！と僅かな差ですが精度が上回っているような感じもしました。金賞の学校のみを続けて聴いたことにより、微妙な差がなんとなく分かったような、娘も少し納得したように感じられ、これからの練習のためにも購入して鑑賞した意義があったのかなと思いました。

ちなみに、娘の中学校の演奏は、私の素人目線な印象だと課題曲は完成度がとても高く、むしろ県大会へ進んだ学校より良かったのでは！？と思いましたが、自由曲がとても難しそうでした。自由曲は、バルトークのピアノ曲『組曲作品14』を外部講師の先生が吹奏楽用に編曲したものだそうです。オーケストラや吹奏楽用の音源が存在しない中で、曲調もわかりやすい感じではないし…曲の世界観を表現したり、理想の音を模索する過程を想像しながら聴くと、良くここまで仕上げたなと思うくらいの素晴らしい演奏でした。

ファゴットを構える姿も、だいぶ様になってきたような。

来年の夏まで、元気に悔いなく楽しんで部活動ができますように。コロナ等で学生の行事等がなくなるようなことが起きないことを、祈るばかりです。

吹奏楽コンクール地区大会『ゴールドセレクション』