夏頃から練習を始めた、ブラームスの「6つの小品Op.118」より「第2番 間奏曲 イ長調」。


6月に、サントリーホールでの福間洸太朗さんのリサイタルで拝聴してから、とても美しい曲で、頭から離れなくなりました。

その事をピアノのレッスンで先生にお話ししたら、「この曲は弾き手によって印象が変わるんですよね。何となくぼんやりした曲に聴こえる場合もあるし、聴かせるのが難しいですけれど、すごく情感たっぷりで素敵な曲です。ぜひやりましょう!」とおっしゃってくださり、練習を開始しました。

福間さんのYouTubeチャンネルに、このブラームス「6つの小品Op.118」についての解説動画があります。ブラームスの晩年の傑作といわれる曲の一つで、クララ・シューマンに献呈されたそうです。


確かに、しあわせなことも、つらいこともたくさん経験して、受け入れて、まるで人生を振り返るような温かさや切なさが込められている…深い深い感じがします。


もっと若い時に聴いていたら、あまり印象にも残らなかったかもしれません。

歳を重ねるのも悪くないな、と思うような、心穏やかになる、お気に入りの一曲です。