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邪道の報い

明日の朝たとえ目が覚めなくても化けて出なくて済む日々を

数日前のことですが。
XX年ぶりに、通ってた中・高に行ってきました。

朝10時から横浜で仕事という、普段だったらありえないスケジュールで。
しかもメチャメチャ風の強い日だったおかげで電車は止まるわ、徐行運転だわで、結局45分の遅刻。
普段の4倍の交通費と、労力と、時間をかけて来たんだから、終わって即帰るのがなんだか悔しくて、仕事場から徒歩10分くらいのところにある母校へ、アポなし突撃してしまいました。

最初は外から一周回って眺めるだけにしようと思ってたのに、なぜか門が開いていたので、入り口にいた警備員さんに「OGなんですけど、入って見学できないですよね?」と訊いてみた。
そしたら同窓生訪問記録みたいなボードを渡されて、これに記入すれば入れますよと。
でも、その場で身分証のチェックも同窓会名簿との照会もあるわけじゃないし、女だったら誰でも入れるじゃん!とセキュリティの甘さに疑問を抱きつつ、よくよく考えたら私が通ってた時代には警備員さん自体がいなかったなと。
当時はそのことに疑問も抱かなかったけど、今は警備員がいて当然だと感じる。

物騒な世の中になったもんだ……と思いながら、「でも、春休みだから先生はいないですよね」と訊いたら「今日は健康診断の日で全員来ている」というまさかの返答が。
で、受付の事務員さんにお願いして、高1のときの先生とお会いすることができました。
中高5年間で担任してもらった先生は4人いるけど、定年退職されたり亡くなったりで、在籍してることが確認できているのは、その先生だけだったから。

公立だと割と頻繁に転勤・移動があるから、こうやって何年経っても先生に会えるのは、私学で良かったところ。
人の顔を覚えるのが苦手で忘れっぽいな私でも、さすがに会った瞬間すぐにわかって、すごく懐かしかった。
でも、「あなたくらいの学年の子は、よく子供を連れて受験の下見に来るわよ」と言われたのはショックだったな……。
まぁ、計算すれば中学受験する娘がいても全くおかしくない年齢だし、最近は受験戦争に拍車がかかってるらしく、小学校中学年のうちから準備を始めるらしい。
子供の数は減っているはずなのに、そのぶん格差が開いているってことなんだろうな。

在学当時は厳しすぎる規則のせいで学校が嫌いで仕方なくて、そのおかげでキリスト教にも嫌悪感しか抱けなくて、大学も断固としてミッションスクールは受験しなかったくらいだったけれど。
やっぱり、その後の人生では宗教教育に感謝するようなことも多かったり、習った聖句をふと思い出したりすることなんかもあって。
校舎に入ったところに掲げてある「主なるあなたの神を愛せよ」なんていう聖句のレリーフを見て、数十年を経てようやく「ああ、いい環境で勉強させてもらえてたんだな」と感じることができた。
もし今、自分に娘がいたら、受験させてもいいかもしれないとまで思えた。
卒業したときは、「こんな学校二度と来るか」と思ってたのにね。

先生とお話をして、一番苦労をかけた中2のときの担任の先生もまだいらっしゃることがわかったし、また今度行ってみようかな。
絶対に強烈な印象が残ってるはずと自信があるくらいの超問題児だったので(笑)。

学校を退出してからは、最寄り駅でのんびりお茶して、一回家に帰って、夜、また仕事へ。
ただでさえ徹夜明けだったから、終わって帰って何時間寝たかわからないけれど、私にしては珍しく“充実した”と言い切れる1日でした。

良いことも悪いことも、過去の出来事は全て今の自分の血肉を形成している掛けがえのないエレメンツ。
たとえ憎しみや葛藤であったとしても、強い感情を抱いていたものはそれだけ深く今の自分に刻み込まれているということだし、時が過ぎれば大事な思い出に変わる。
そのことを確かめられて、本当に良かったと思う。

還るまでの修行の場。

辛いことばかりで当たり前。

そもそも私の人生は陰と陽のバランスが悪すぎる。
自分の「福」ばかりを求めているから、そこでダメージを食らうのは当たり前。

人は得た喜びの分の代償を、どこかで支払わなくてはいけない。
だから「辛い」と感じられるのは幸せなこと。


悪いのは彼らではなく、弱すぎる己の心。

自分を踏みつける土足を腕を開いて受け入れられるように、強く、心を鍛えよう。


仕事してきて、今までいろんな嫌なこと、ショックなことがあったけど、今回のはヤバイ……。

まったく予想もしてなかったところにいきなりやってきて、いきなりブン殴られた感じだ。
そして、それをこんなに痛がってる自分が何よりショック。

私、この仕事を続けて最終的にどうなりたいんだろう?
一つ一つにやり甲斐はあるけれど、本当に欲していたのは何だったんだろう?

なんだかすべて投げ出したくなってきた…。
事故ったときでさえ早く仕事に復帰することだけを考えていたのに、こんな気持ち初めてだ…。
大阪から帰って、ふと気づいたらホクロがなくなっていた。
大阪では確かに見た記憶があるんだけど…と思ってよーく見たら、ちゃんと剥がれた跡があった。

とりあえずメラノーマの心配がなくなったのは一安心だけど、一体なんだったんだろう……。

突然現れて、突然消えたホクロ。
何かの前触れな気がしてならない。


と、思ってたら、土曜から左腕の付け根が痛みはじめた。
ネットで調べたら可能性があるのは、

・乳癌
・肋間神経痛
・帯状胞疹

さあ、どれ???


今日、何年ぶりかでマスカラして仕事行ったら、「綺麗になった」と褒められたー。
でも、素直に「ありがとう」と言えず、「年寄りだから、もう少しマトモにメイクしなきゃと、ちょっと頑張ってるだけですよ…」と答えてしまう私は、本当に可愛くない。

そして2時間前の仕事の出来に納得いかず、今、後悔に苛まれている…。

とせっかく良いホテル取っても無駄……っていうか、これならぶっちゃけ宿取らなくても良かったよね……。


久々にカラオケ行って、メチャメチャストレス発散になった。

そうだよ。酒もタバコもやらないで、何でストレス発散してるの?ってよく言われるけど、これがあったじゃないか。


また声楽始めようかなぁ……。

別にこれが仕事じゃないからいいんだけど、本職の方々の歌聴いたら、自分が恥ずかしくなったわ。


なんでもそうだけど。

やりきったら怖いもの無くなるよね。

そしたら空っぽになって、自分の本質が見えてくる気がする。



そこで今日出たひとつの結論。

やっぱり私は「女」にはなれないや。

お化粧したり、ネイルしたりして、女を「演ずる」ことは楽しい。

でも、メンタルまで「女」にはなれない。


今日も何度も「どうして男に生まれなかったんだろう?」と思った。

女に生まれたことにはそれなりの意味があるのはわかってるし、だからできるだけ女であることを活かそうとはしてきたけれど、やっぱりちょっと無理がある。


別にセクシュアリティはヘテロだから、体はこのままでもいい。

ただ、社会的に女性として扱われることが、どうにも居心地悪い。

男性と同じように扱われるほうが、気持ち的に安定する。


よく考えたら大学のゼミでは、女子一人で特別扱いされるのがイヤで、合宿の部屋とかも無理やり男子部屋に転がりこんでたもんなぁ……。


男性が生きていくのは女性より大変だってわかってる。

より大きな責務を背負わされることも。


でも、それでも男に生まれたかった。



とりあえず寝る。