まだ娘ちゃんがお空に行って浅い頃
瞑想中に
「お茶作って！
美味しい◯◯のお茶」
（◯◯には、ばあちゃんの実家の地名が入る）
と娘ちゃんに言われた
ばあちゃんの実家は山奥
（じいちゃんの実家はもっと山奥🤣）
戦中に爆撃を避けるため
中心部から避難して移り住んだ
なので
すべてが自給自足
お茶も自分の家で飲む分は…
と木を植え作っていた
娘ちゃんが元気な頃は
GW前後に親戚が集まって
茶摘み
もう木が古くてだめ
と言いながら摘み
できた新茶をもらっていた🤗
娘ちゃんがお空に行き
親戚たちも年を取り
機械で刈るようになり
ついに今年
家を取り壊すことになり
お茶の木もすべて切ってしまった
切ってしまってから
娘ちゃんの
「お茶作って」
の言葉を思い出し
急いで
ばあちゃんの実家へ行った
すべて切られている
と思っていたけれど
一本だけ残っていた
小さいし、草の中に埋もれていた
なるべくやわらかな
若い葉っぱを摘み
家で
お茶をつくってみた
本当に少し。２回分くらいかな。
蒸して
もんで乾燥させて…
出来た
自家製煎茶
うん、ちゃんとお茶の香りがする
娘ちゃんはお茶が好きだったわけではない
お茶が飲みたかったわけではない
みんなで集まって
みんなの中にいたかったんだよね…
楽しかった日に
戻りたかったんだよね
あやまっても戻ってこない…
やっぱり冬だった。採ったらだめだったかな…まあ、いいや！たべちゃう！