これの続きです。

今回は臨床心理士目指している友人から
教えて貰ったことや、
障がい児を長年見てきた母親達から聞いた話を中心に書きます。


●きょうだい児の抱えやすい問題
・周囲に対する恥ずかしい気持ち

・親からの拒否感や孤独感

・周囲からの過剰な期待
障がい児ときょうだい児を見比べざるを得ない中で生活しているから、親や周囲から見ると、きょうだい児は成長が著しく、とても優れているように見えてしまう。きょうだい児の能力を極めて高いものとして理想化してしまうこともある。それを感じ取ったきょうだい児は、能力以上に頑張ろうとして、親も標準以上の期待をかけてしまうことがある。

・きょうだいへの罪悪感と同一視
自分が負うはずだった障がいを、きょうだいにおしつけてしまったのではないか。
自分は障がいが無いのが申し訳ない。

●きょうだい児も含めた療育活動について
きょうだい児支援活動の一つで
障がい児ときょうだい児の合同キャンプがある。
同じ境遇のきょうだい児と出会うことで、今まで抱えてきた色んなことを整理したり共有したりする。
きょうだい児が知りたいこととして、
①障害を正しく知りたい
②力になりたい
③障がい児のきょうだいのことをオープンに話し合いたい
④自分も将来あのようになるのだろうか
⑤自分の子どもがあのようになるのだろうか
というようなことがあげられる。
そういう部分に焦点を当てた取り組みに参加することで、本音を吐き出して、そこからまた成長していく土台作りとなる。

●きょうだい児に必要なこと
自分のきょうだいの障がいをしっかり知る。
正しい病名、どんな病気なのか、生活でどんな手助けが必要なのか等正しい知識を持つ。
そうすることで、もしからかわれても毅然と答えることができる。

●親がやるべき事
①自分達に何かあった時、
障がい児への支援が必要な場合はどうするのか決めておく。
(親に何かあったあとどうすればいいのか不安、という意見がありました。)

②障がい児だけ可哀想だと甘やかさない
障がい児は苦しんだりたくさんの治療を耐えて頑張ることがあります。
間近で見ていると甘やかしたくなります。
でも同じくらいきょうだい児も我慢して頑張っています。
そこに差をつけるべきではないのです。

③きょうだい児との時間を作る
どうしても手が掛かる障がい児へ向く時間が多くなったり、一緒に入院する事もあります。
だからきょうだい児とは意識的に時間を作るように心がけが必要です。
かわりに別の人に遊びに連れていってもらっても、それは親との時間ではないんです。
親自身がきょうだい児と関わる時間を作ってください。

④きょうだい児へ正しい知識を教える
これは上記と被るところです。
正しく教えてあげてください。
その為に、正しく知っておいてください。

⑤周囲に対して堂々とする
子どもたちは親を見ています。
親が子どもの障がいを恥ずかしい、隠そうと思うと子どもも恥ずかしいものだと思います。
遺伝や自分達の行動のせい(もっと早く気付いていれば・・・等)だと思うこともあるかもしれません。
でも隠せば隠すほど勘ぐられて
間違った情報が噂されてしまう事もあります。(実際に体験談でありました。)
後悔するなとは言いません。でも負い目を感じて隠すのは逆効果です。
それは親の心を守りたいだけです。
隠すより何をしなければいけないのかを考えましょう。


今回動いてたくさんの人の話を聞くことができました。
ずけずけと踏み込んだ内容にも嫌な顔せず話して下さいました。。
そして何より、本音で話して下さったのがとても有難かったです。
これから長い時間かけて、たろを含め家族全員にこの話をつたえようと思っています。


ご協力頂いた皆さん、本当にありがとうございました!

おしまい。