【宮沢賢治〜新編 風の又三郎〜  新潮文庫】


言わずと知れた岩手県出身の著者。

小学校か中学校の頃の教科書に
『注文の多い料理店』が載っていて、

《何の注文が多いんだろう》
《どんなお店なんだろう》

などと思いながら楽しく読み進めたのを覚えています。


実は、
注文の多い料理店を教科書で読んで以来、
宮沢賢治の作品を読んだことがありませんでした。
そこで今回手にとったのです。


宮沢賢治は若い頃、
農学校の先生をしていたということもあり、
自然の生き物が題材となり、生き物を擬人化している物語が多かったです。


生き物がおごり高ぶる態度をとったり、自分の得だけを考えて行動する卑しい考えをもったりすると、
後に巡り巡って相手にしたことが自分に返ってくるという、
自然の摂理のような教訓が含まれていると感じました。


また、
《動物から見た人間の存在》という目線で書かれている物語もありました。
家畜されている動物たちの気持ちになる、
初めての経験でした。



何より、
岩手の方言というかなまりがなんとも懐かしく、
言葉が文字で書かれているけれど、
頭の中でまるでおじいちゃんおばあちゃんが話しているように音付きで再生されました😆


例えば、、、

『おあがりぇんせぇ〜』
『なぁに、このくれぇでぁばすぐ乾くべぇもぉ』


なんだかおじいちゃんおばあちゃんが話している姿が浮かんできませんか⁉︎照れ

この小さく表記した字がありますが、
実際はこの字では表記できないなんともいえない音なんですよね‼︎



登場する方言やなまりにほっこりしながらも
物語の登場人物の生き物を通して、
人間のわたしたちに何を伝えたいのかを考えさせられる本でした🍀






☆今日のぽつり☆
読書って、
1冊読みきったら次の1冊、というように一度に1冊ずつ読む場合と、
何冊かの本を少しずつ読み進めていく場合がありますよね👀

わたしは後者ですが、
皆はどういう読み進め方をするのか、どちらが多いのかなぁと気になりましたひらめき電球