藤沢文学の小作品の映像化です。藤沢文学の映像化では一定の水準が守られているので、安心して観に行きました。
しかし、もービックリの出来です。東山紀之の身体で表現する武士の姿。美しいです。極端にセリフを減らし、無駄を剥ぎ取った動き。これで、ここまで表現できますか!
東山紀之のセリフが少ない分、田中麗奈のセリフで話しが展開されますが、田中麗奈の出来も良い。
美しい日本人と自然をじんわりと感じさせる映画でした。
山里に一本、山桜の木がこの小藩の男女二人の行く末を見守っている。
日本の良さを実感させてくれる映画でした。
一青窈の歌も良かったです。しみじみ、観て良かったと思わせる映画でした。
今年、上半期で一番の映画でしょう。
後半から出て来る富司純子も評価します。かつての緋牡丹お竜とはオサラバです。味のある女優になったもんです。